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四重奏 カルテット
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四重奏 カルテット

永倉万治(著者)

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四重奏 カルテット

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 1996/04/15
JAN 9784048729505

四重奏

¥220

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2008/05/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

ロードムービーみたいな、ロード・ストーリー。 イタリア国境の町ヴェンティミリア。海沿いの小さなレストランで出会った4人の日本人(男2人、女2人)と、関西弁で話す不思議な老画家アントニオ。 4人は、体調を崩して倒れたアントニオを家まで送ることになった。しかし、住んでいるのは車で3時間もかかる南仏プロヴァンスのR村。さらに、老人の車は半世紀前のポンコツ車、シトロエン2CVだった。 たいへんなドライブだったが、丘を越えた所には一面のラベンダー畑が広がっていた。薄紫色に圧倒され、風に乗った芳香に包み込まれる。 それぞれが事情を抱えた旅だったが、偶然の出会いから訪れることになったプロヴァンスの村で、新たな希望を見出す。 再会、恋、失恋、そして豊穣なプロヴァンスでのひととき。 ちょうど、日本のバブルがはじけた頃の話。時期は初夏なので、今頃読むには最適、素敵な旅を満喫できた。ちょっとした情景描写にさえ、いっきに想像はプロヴァンスに飛んだ。 この手の話には必ず、みんなで食事するシーンが登場する。こういうシーンは大好き。ハーブの香る庭で、美味しそうな料理やワイン、みんなの笑い声が聞こえてくる。人生に乾杯! やっぱり「旅」には人を癒す力があるのか?  苦悩を乗り越えられるくらいに、人を強くするのだろうか? 代官山で再会する4人。どうか、上手くいきますように。DONBEEも地ビールも、そしてイタリア生活も。この本は、ようちんさんからのご紹介。

Posted by ブクログ

2008/04/15

なんでだろう・・・電車の中で読み終わったというのに、思わず涙してしまった。なんだかなぁ・・・いいなぁ・・・とイタリア国境の町ヴェンティミリアで、偶然にも出逢う日本人旅行者の男女4人。さらに、不思議な関西弁を操るプロヴァンスのとある村の老人が加わって、話はさらに進む。なんだろう・・...

なんでだろう・・・電車の中で読み終わったというのに、思わず涙してしまった。なんだかなぁ・・・いいなぁ・・・とイタリア国境の町ヴェンティミリアで、偶然にも出逢う日本人旅行者の男女4人。さらに、不思議な関西弁を操るプロヴァンスのとある村の老人が加わって、話はさらに進む。なんだろう・・・時にびっくりするくらい、ベタな表現があったりして、なんとなく戸惑いながら読み進める。プロヴァンスの風景、空気、色、飛び交う虫や草をわたる風の音・・・そして、なによりも、人々の笑い声と息遣い、段々と気持ちがときめいていく。みんなみんな、幸せでありますように。人を愛する気持ちを大事にしたい、心からそう思った。「ラブ・アクチュアリー」と通ずるのかも、なんて、なんとなくそう思った。装画は山本容子さん。読み終わって、この画を見ると、とても納得。まさしく、この通り!人々が集い、飲んで食べて、語って、とてもすてきです。酔仙亭さんからの御紹介本。ありがとうございました。

Posted by ブクログ

2005/05/18

 私の一番好きな作品。何度読み返したことか。  元気のない時、書棚から取り出して読み始める。    いつ読んでも、しあわせな気分になれる。

Posted by ブクログ

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