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原子が生命に転じるとき バクテリアの「べん毛モーター」の研究 カッパ・サイエンス
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 1993/06/30 |
JAN | 9784334060756 |
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原子が生命に転じるとき
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本棚整理で奥底から出てきた93年出版の本。積読状態だったけど当時どのような動機で購入したか忘れてしまった。 バクテリアが持つべん毛モーターというSFじみた構造に惹かれたのかもしれない。 そのべん毛モーターの研究者による構造からはじまりどうやって動いてるか?を突き止めようとする過程...
本棚整理で奥底から出てきた93年出版の本。積読状態だったけど当時どのような動機で購入したか忘れてしまった。 バクテリアが持つべん毛モーターというSFじみた構造に惹かれたのかもしれない。 そのべん毛モーターの研究者による構造からはじまりどうやって動いてるか?を突き止めようとする過程を化学の言葉を使って描いています。 べん毛を動かしているモーターのような構造がなにより驚きです。研究当時から30年も経過していて、その間さらに発展していっているわけでWEBを見るといろんなことが明らかになっていたり、今もまだわからない事もあったりすることも興味深いです。 本の内容とタイトルはかけ離れた感もあるし、最終章の「ゆらぎ」と意識は意識の定義自体が一般的な感覚からするとハテナ感もあってちょっと盛りすぎだろう。だいたい物質と生命の境目としたらバクテリアよりウィルスが適切なのでは? しかし、生物にあるまじき回転軸をもつ体、しかも一個の細胞でというところが驚き。しかも造られる時はモーター部分から先に作られその後にべん毛が伸びていくのだそうだ。最初からモーターとべん毛がなければ全く何の役にも立たないモーターであるはずなのに、いったいどんな進化上の優位性があっ他のだろうか?ほんと不思議。面白い。エネルギー源は当時はプロトン駆動力の一種類と考えられていたようですが現在はナトリウム・イオンも増えて2種類だそうな。それでも作動原理は「相互作用」というよくわからないもの。あんな小さな細胞なのに不思議がいっぱい。とことん見るっていうことは面白さを発見するってことだね。
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[ 内容 ] 生物と非生物のはざまには、なにがあるのか。 バクテリアのべん毛(しっぽのようなもの)のうごきの研究の紹介をとおして、生物を物理の視点でながめる生物物理学の世界を紹介する。 [ 目次 ] 序章 二人の目撃者―生物と非生物の狭間 第1章 生きものは、なぜ動けるのか 第...
[ 内容 ] 生物と非生物のはざまには、なにがあるのか。 バクテリアのべん毛(しっぽのようなもの)のうごきの研究の紹介をとおして、生物を物理の視点でながめる生物物理学の世界を紹介する。 [ 目次 ] 序章 二人の目撃者―生物と非生物の狭間 第1章 生きものは、なぜ動けるのか 第2章 バクテリアの奇怪なる行動パターン 第3章 べん毛モーターは、いかに回転しているか 第4章 べん毛モーターを分解する 第5章 べん毛モーターの心臓部―回転子と固定子 第6章 べん毛モーターを回しているエネルギー 第7章 生きものの作動原理を求めて 第8章 「ゆらぎ」と意識 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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