樋口清之博士のおもしろ雑学日本「意外」史

樋口清之【著】

• 販売会社／発売会社: 三笠書房
• 発売年月日: 1989/05/25
• JAN: 9784837913948

商品レビュー

2022/09/19

日本史の雑学集だが、いろいろ興味深いことを知ることができた。
・石器時代に脳外科手術が行われていた。
・日本武尊は全国に派遣された開拓集団の長であった。
・前方後円墳がなくなったのは水田がもったいないから。
・日本で最初に道路を作ったのは聖徳太子。
・面白い顔は死人の顔だった。奈良時代は赤みがかった肌色が美人の条件だった。
・平安時代の「匂うがごとし」は暗闇に輝くしもぶくれの真っ白な顔の誉め言葉。
・平安女性の扇はおかしなものをみないようにするため。お白いが落ちないように。
・平安美人の条件は黒い長い髪で、７メートルもある女性がいた。枕元にある乱れ箱に入れて就寝した。
・転勤になった雪隠寺の便所掃除の係の僧をからかって、トイレを雪隠というようになった。
・義経は小男で出っ歯、しかも結核だった。
・鎌倉は古代から鉄の一大産地だった。
・鎌倉時代でも土地の半分は天皇のものだった。
・武士が頭のてっぺんを剃ったのは兜をかぶるため。後に、かっこいいといわれるファッションになった。
・日野富子は息子の義尚のために、位を金で売り、賄賂を要求し、高利貸しまでやった。その金で山名宗全を買収した。
他明治までの雑学多数。