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150通の最後の手紙 フランス革命の断頭台から 朝日選書385
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150通の最後の手紙 フランス革命の断頭台から 朝日選書385

オリヴィエブラン【著】, 小宮正弘【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 1989/09/20
JAN 9784022594853

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2023/12/10

 フランス革命におけるギロチンの処刑の直前に書かれた手紙を集めた学術書。  一部と二部に分かれており、一部では当時の監獄や囚人の状況の解説、二部では人物の説明とその人が書いた手紙という構成になっていた。  一部では囚人たちの状況が生々しく書かれており、スパイによる陰謀のでっちあげ...

 フランス革命におけるギロチンの処刑の直前に書かれた手紙を集めた学術書。  一部と二部に分かれており、一部では当時の監獄や囚人の状況の解説、二部では人物の説明とその人が書いた手紙という構成になっていた。  一部では囚人たちの状況が生々しく書かれており、スパイによる陰謀のでっちあげや告発が横行したりする当時の状況が知れた。また、様々な死に対する向き合い方が述べられ、妊娠したら執行猶予がつくため色事が盛んだったり、詩人は同じ監獄の詩人と詩を作り続けたり、商人は最後まで仕事をし続けたりと多種多様な向き合い方が登場した。個人的にはギロチンの模擬練習をする人たちが一番興味深かった。3.11でも子どもたちの中には乗り越える意味もあって「津波ごっこ」をしている人もしたという話を思い出した。模擬練習をした人にはギロチンの直前にも今までで一番の演技を見せてやると息巻いていた人がいたのも印象的だった。  この模擬練習をした人の他にもギロチンの直前の行動について述べられた人がいて、多くの場合は叫び続けたり気丈に振る舞おうとしたり諦めの境地に達したりしてしたが最後までユーモアを失わない人だったり、見物に来た大衆に大声で挨拶をしたり、「私を死刑にした不注意を赦そう」と言ったり、愛する人と笑顔で処刑に臨んだりと驚くような行動をした人も少なくなかった。全体として、貴族出身者が多いためか一張羅をギロチンの日のために取っておくといった品位を最後まで失わないようにしている人が多く、人間の底力を感じた。  二部では手紙が紹介されるが、一部で監獄の状況を知ることにより手紙の書かれた様子を想像できるようになっていたため内容がより生々しく感じられた。ほとんどの手紙が家族についての今の気持ちや自分のことを覚えていて欲しい、あるいは忘れて欲しいであったり、借金や遺産についての話が多かった。また、自分は間違ったことをしていないと主張する人も多く、信じたものの故に死刑になるなら後悔しないであったり、神様が報いてくださるから自分を裁判で有罪にした人たちを赦すであったりということも多く書かれていた。もちろん混乱して激情のまま書いたり何も感じられないと書く人もいるにはいるが、一部でのギロチン直前の行動と比べると立派なことを書いている人が多いのに驚いた。残る物だからということなのだろうか。二部で一番の異端児は本当は捕まる必要はそこまでなかったのに喧嘩っ早いため捕まってしまった人で、服が汚いのしかもうないという文句だったり新しい仕組みの気球を思い付いたからプレゼンする機会をくれという内容の手紙を最後に書いており不謹慎だが笑ってしまった。  ただ学術書なので仕方ないが、当たり前のようにたくさんの知らない名前が知ってる前提で出てきて、混乱することも多かった。手紙の中にはマリー・アントワネットやシャルロット・コルデー、ラボアジェとかの有名人も載っており、他の人との違いも味わえて興味深かった。読み終えた後、この書籍に出てくる手紙のほとんどが宛名の人に届けられることがなかったために今読める状態にあることを思うとやるせない気持ちになった。

Posted by ブクログ

2010/08/22

フランス革命の時、死刑判決を受けた人々は家族に手紙を書いた。それは投函されることなく、しかしそのために現在に残り当時の状況を伝える。 オランプ・ド・クージュ、ラボアジエなど有名人から、名もない一般人までの遺言的手紙が並ぶ本。革命活動をして覚悟の投獄の人の自分の意志を伝える内容もあ...

フランス革命の時、死刑判決を受けた人々は家族に手紙を書いた。それは投函されることなく、しかしそのために現在に残り当時の状況を伝える。 オランプ・ド・クージュ、ラボアジエなど有名人から、名もない一般人までの遺言的手紙が並ぶ本。革命活動をして覚悟の投獄の人の自分の意志を伝える内容もあれば、家族への愛情と遺産相続を伝える手紙なども多い。 また、ところどころに当時の社会情勢、囚人たちの様子が書かれているが、処刑が決まり投獄されていても、誇りを失わず身だしなみに気をつけ取り乱すことなく断頭台にあがっていった…、という記述を見ると人間の強さを感じる。またこれは日本の武士が切腹や処刑前、敗戦必須の戦前に残した辞世の句でも思うんだが、人間はよくもこんな時にそんな冷静な手紙を残せたと思う。これこそ人間の尊厳というものか。 印象的だったのが、まったく無罪で本人も訳分からず逮捕死刑が決まってしまった人のぼやきのような手紙「下着は汚れてるし訳分からないしもう嫌だ」みたいな内容(読んだの昔だから詳細忘れた…)。当時の混乱に巻き込まれた人の嘆きがそのまま伝わってくる。

Posted by ブクログ

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