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放課後保健室(6) プリンセスC
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放課後保健室(6) プリンセスC

水城せとな(著者)

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放課後保健室(6) プリンセスC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 秋田書店
発売年月日 2006/11/16
JAN 9784253194464

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放課後保健室(6)

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商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2023/08/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

事故で顔を怪我した蘇芳が、木曜日の放課後、保健室の「授業」に現れる。 彼女は人魚の恰好で現実とおなじく車いすにのってぐったりしていた。 そこに水があふれてくる。 このままでは溺れてしまうと、真白は蘇芳をかついで階段を上るが、 蘇芳は「水が満ちるのをまっていた」という。 「あなたは人の事など考えず、自分のヒロイズムに酔っているだけ」と言われて倒されてしまう。 紅葉にも現実で「理想の男の子の姿を保つためにはあたしみたいな子(過去のかわいそうな事があった子)が必要なんでしょう?」 「真白くんはあたしを利用しているんでしょう」といわれてショックを受ける。 学校にも出ず寮の部屋に閉じこもる。紅葉は自分が厳しい事を言ってそうなったので自分が声をかけられないからと、蒼に頼む。 蒼は部屋を訪ねると真白がふて寝していた。(綺麗な足を出していた) が、それで自分優しくなる(女として扱ってくれる?)と思われることに憤慨した蒼は「あんまり俺をがっかりさせないでくれよ」と出ていく。 それにまた、真白は落ち込む。 「授業」で紅葉を助けようと手を伸ばす。 自分だけを好きになれるならば、助けてくれていいけど、そうでないなら手を離して という紅葉に、手を離すわけにはいかない。 が、真白の手がちぎれる。 それは、本当のところは紅葉だけが好きにはなれないということ。 そして真白と紅葉は別れる。 落ち込む真白。 なぜか紅葉と蒼はお弁当を食べる仲間になっており、それをみてまた凹む。 木曜日の「授業」にでる気になれず、サボってあるクラスの女の子と放課後すごした。 真白は彼女に、自分の胸の内を話す。 彼女は「自分が真白にとってどうでもいい存在だから胸の内を話したんだろうな」と思う。 女の子3人グループでいつもいて、後の2人が仲良くて自分はオマケ?ついで?って悩んでいたのもあり、彼女はあることを決心する。 そんなことも知らず、真白は彼女と「来週の木曜日も一緒に」と約束する。 彼女は了承するが、実は彼女は「授業」では『手』だった。そしてすでに2回、サボっていたため、3回目(真白と約束した日)に出なかったことで消滅してしまう。 その寸前、真白にあるものを託した。それは、女子の制服を真白のサイズに仕立て直したもの。 それを着て、蒼を想う。 めちゃくちゃ面白くなってきたよね~~~っ! あんなに好き好きしてくれていた蒼は、もう真白にはちょっと冷たくて、 真白はどうみても蒼が好きで、 でも、自分の半分男子、半分女子の体のこととか、 「男」として生きようとしていたこととか、ぐっちゃぐちゃになる。 そもそも「男」として生きようとした理由が「紅葉を守りたい」だったから 紅葉と別れた今、男になる必要もなくて。 さぁ、次巻も楽しみだぁぁぁ~

Posted by ブクログ

2012/09/14

やっぱそうなるよなぁ……。ずっと長いこと、誤魔化し誤魔化し自分に言い聞かせながら保ってきたものが、とうとう耐え切れずにプッツンといってしまった感じ。 紅葉もそれを感じていて、心の中では分かっていたのだろう。それでも真白が好きだから真白を信じようとしていた。それでもそんな騙し合い...

やっぱそうなるよなぁ……。ずっと長いこと、誤魔化し誤魔化し自分に言い聞かせながら保ってきたものが、とうとう耐え切れずにプッツンといってしまった感じ。 紅葉もそれを感じていて、心の中では分かっていたのだろう。それでも真白が好きだから真白を信じようとしていた。それでもそんな騙し合いのような関係がいつまでも続くはずもなく、とうとう真白と紅葉の関係は終わりを告げてしまった。 そしてミステリー風味に少しずつ明らかになっていく物語の謎。でもまだまだ核心には至らない。 ある意味起点となった今巻、この先どういった展開を見せるのだろう

Posted by ブクログ

2011/06/04

大原さんが切ない。すごくセンシティブで正直生きるの大変な性格だなと思うけど、その脆さと相反する潔さ(っていうのは違う気もするけど)が愛おしい。 ところで消えてしまったらどうなるんかしら…。扉の向こうに行っちゃった子たちもだけど。

Posted by ブクログ