それを言ったらおしまいよ エフC

よしながふみ(著者)

• 販売会社／発売会社: 太田出版/太田出版
• 発売年月日: 2004/01/01
• JAN: 9784872337983

商品レビュー

2012/02/14

流石よしながさん・・・！！

[ゴロー]

耕平は高校からの腐れ縁・ホモで貧乏な作詞家の崇から腹減ったのメールが来るたび今でも食べ物を差し入れている。３０手前になって親が持ってきた見合いをすることになったが・・・！？他４編収録。

さすがです、よしながさん・・・！！金子みすずさんの詩を読みたくなりました。耕平がこんな状態になっても崇への気持ちを容易には認められず、ノンケの苦悩が良かったです(笑)どのお話も良かったのですが、『ある５月』のトドメが良く分からなかった・・・。髪切った時の方がよっぽどだと思うんだけどなあ・・・？あと『おとぎの国』は怖かった・・・。私は信心がなく理不尽なニュースとかを聞く度「神様なんかいねーよ」とか思ってしまうのですが、神話やら聖書やら見て思う事は、きっと私が神様を美化してしまっているのでしょう。

2010/09/13

ハードな内容でした・・・

[かのぽん]

短編集です・・・この本の内容は好きなんだけど、「旦那に見られたら困る本」です・・・カバーを広げると超短編漫画になっていて可愛かったし、セクシーな脱ぎっぷりも大好きなんだけど、ハードな内容に「ど、どこにしまえばいいんだ！！」と、旦那を残して外出する時ドキドキしています。

2022/03/07

大好きな　よしながふみさん。
BL漫画なのだが、とにかく絵が美しいのと、話が素晴らしいので、えっちなシーンも、なんだかきれいで、切なく、ユーモラスに表現されていて、よんでいて、感動した。5つの短編集になっているのだが、表題作の、「それを言ったらおしまいよ」と、SF作品「私の永遠の恋人」が、特に良かった。「私の永遠の恋人」の世界感には、心がシビれた。読後感、ものすごく　切なかった。普通の作品集としても、とっても素晴らしいと　思います。
やはり、よしながふみさんは、間違いない。