それを言ったらおしまいよ の商品レビュー

よしながふみ(著者)

流石よしながさん・・・！！

[ゴロー]

耕平は高校からの腐れ縁・ホモで貧乏な作詞家の崇から腹減ったのメールが来るたび今でも食べ物を差し入れている。３０手前になって親が持ってきた見合いをすることになったが・・・！？他４編収録。

さすがです、よしながさん・・・！！金子みすずさんの詩を読みたくなりました。耕平がこんな状態になっても崇への気持ちを容易には認められず、ノンケの苦悩が良かったです(笑)どのお話も良かったのですが、『ある５月』のトドメが良く分からなかった・・・。髪切った時の方がよっぽどだと思うんだけどなあ・・・？あと『おとぎの国』は怖かった・・・。私は信心がなく理不尽なニュースとかを聞く度「神様なんかいねーよ」とか思ってしまうのですが、神話やら聖書やら見て思う事は、きっと私が神様を美化してしまっているのでしょう。

ハードな内容でした・・・

[かのぽん]

短編集です・・・この本の内容は好きなんだけど、「旦那に見られたら困る本」です・・・カバーを広げると超短編漫画になっていて可愛かったし、セクシーな脱ぎっぷりも大好きなんだけど、ハードな内容に「ど、どこにしまえばいいんだ！！」と、旦那を残して外出する時ドキドキしています。

2022/03/07

大好きな　よしながふみさん。
BL漫画なのだが、とにかく絵が美しいのと、話が素晴らしいので、えっちなシーンも、なんだかきれいで、切なく、ユーモラスに表現されていて、よんでいて、感動した。5つの短編集になっているのだが、表題作の、「それを言ったらおしまいよ」と、SF作品「私の永遠の恋人」が、特に良かった。「私の永遠の恋人」の世界感には、心がシビれた。読後感、ものすごく　切なかった。普通の作品集としても、とっても素晴らしいと　思います。
やはり、よしながふみさんは、間違いない。

2015/08/29

Amazonの解説見るとBLかと思ってしまいますがレーベルがF×comicsなので、ボーイズがラブしてる話というよりは、性と愛を扱った作品集。男女の話もあります。

「ある5月」がグサッときた。
私がよしながさんのBLを昔苦手に感じたのは、ゲイが出てくるBLが苦手だからだと思い込んでたんだけど、そうではなかったことに気づいた。現実逃避のためにBL読んだら、現実を突きつけられるからだったのだ…！（『大奥』や『ジェラールとジャック』みたいな時代物は、舞台が現代じゃないので、ちょっと現実逃避できるから大丈夫だったということ）

「ある5月」の夫婦が破局した理由は、価値観の相違なんて生温いものとは思えない。夫はこの妻とでは、人と人との対等な付き合いなどできないと絶望したんだろう。男性に隷属するしかできないような生き方では、本当に人間として向き合ってくれる男性とは一緒になれないんですね。自立しなきゃな…。

他の作品もみんな素敵でした。
アンドロイドの話はロマンチックだと思う。

2012/12/18

原点であるBL。
エロシーンもあり。

お話も凝ってて面白かったな。

でもやっぱこの人の作品はノーマルでいいや。

2012/10/02

おいしいハンバーガーが食べたくなるおね。戸惑い系攻めのヨさに気づいたお。「みんなちがって　みんないい」

2012/06/17

苦い話が多かった。
表題作は割と好き。
単にわたしがハッピーエンド以外が苦手というのもあるだろうが…。

2012/03/19

他の漫画家さんほか著名人の方々との対談本。

多分あんまり年かわらないんじゃないかという。
よしながさん。

どうやら「おたく的な部分」（漫画のルーツとか）にすごく共通点があると思います。

お話してみたいなぁー。

2011/11/27

それを言ったらおしまいよ
┗29で可愛いなんてあり得ないし、可愛さに理性が利かなくなることもあり得ない。
とか、ちょっと思ってしまった。可愛いなぁちくしょう。

私の永遠の恋人
┗そんなオチとか…！

おとぎの国
┗可哀想。

ある五月
┗私にはちょっと…。

ピアニスト
┗全体的に報われたかなー！

2011/07/06

これは短編集

ええBLですとも
ただガッツリ絡んでるドエロシーンはそんなに無い
ソフトなBLですwww

個人的に表題作の『それを言ったらおしまいよ』も好きだけど
『永遠の恋人』が秀逸だとおもう