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マウス(Ⅱ) アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晶文社 |
発売年月日 | 1994/08/11 |
JAN | 9784794961778 |
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マウス(Ⅱ)
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商品レビュー
4.2
11件のお客様レビュー
現実は小説よりも奇なり 全体的にダークなネズミが主人公の物語 ナチスのユダヤ人迫害、アウシュビッツの話は数あれど、やはり当事者の話は胸を鷲掴みにされる 作者のアート・スピーゲルマンは前作からの続編製作に心身ともに消耗しきったけれども、なんとか父の物語を終わらせた とことんまで...
現実は小説よりも奇なり 全体的にダークなネズミが主人公の物語 ナチスのユダヤ人迫害、アウシュビッツの話は数あれど、やはり当事者の話は胸を鷲掴みにされる 作者のアート・スピーゲルマンは前作からの続編製作に心身ともに消耗しきったけれども、なんとか父の物語を終わらせた とことんまでケチを貫く父の姿に、アウシュビッツの辛い思いが重なる 繰り返してはいけないけど、知っておくべき真実のマンガ
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全2巻の完結編。 作者の両親がアウシュビッツに収容されてから、現在までを描いている。 アウシュビッツの中で、語学力やブーツを直すスキルなどを使い、上手く生き延びた父親の生き様がすごい。身体が丈夫だったのも大きな要因だったようです。点検のようなものが頻繁にあり、身体が弱っていると...
全2巻の完結編。 作者の両親がアウシュビッツに収容されてから、現在までを描いている。 アウシュビッツの中で、語学力やブーツを直すスキルなどを使い、上手く生き延びた父親の生き様がすごい。身体が丈夫だったのも大きな要因だったようです。点検のようなものが頻繁にあり、身体が弱っているとガス室送りにされるです。 激しい重労働とほとんど食事を与えられない日々の壮絶さは、筆舌に尽くしがたいものがある。看守が囚人の帽子を奪って遠くに投げ、「早く取りに行け!」を言って、走り出すと射殺する。すると「逃亡を防いだ」ことになり休みが与えられたという。そんな恐ろしいエピソードに満ちています。 ガス室に送られた人々は、シャワー室だと教えられて服を脱いで大きな部屋に押し込まれ、そこで死に絶えて生きました。ナチスドイツも最悪だし、人間って本当にどうしようもないなと思う。 本当に面白くて、読み終わるまで手を止められなかった。 世の中に面白い漫画は沢山あると思うけど(詳しくないですが)、これほど素晴らしく意義深い作品はあまりないと思う。 すべての人に読んでもらいたい、素晴らしい作品です。 寡作なアート・スピーゲルマンさん、色々あるとは思いますが、もっと書いて頂けるととても嬉しいです。 よろしくお願いします。
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ナチスドイツ人を猫、ユダヤ人を鼠、ポーランド人を豚に置き換えて描かれるノンフィクション漫画の第2巻、完結です。 ホロコーストを生き抜いた父ヴラデックの物語を、息子であり著者のアートが漫画にしたものです。 2巻は父へのインタビュー自体に多く割かれ、過去の凄惨な記憶は強く残っているも...
ナチスドイツ人を猫、ユダヤ人を鼠、ポーランド人を豚に置き換えて描かれるノンフィクション漫画の第2巻、完結です。 ホロコーストを生き抜いた父ヴラデックの物語を、息子であり著者のアートが漫画にしたものです。 2巻は父へのインタビュー自体に多く割かれ、過去の凄惨な記憶は強く残っているものの今を生きる力が徐々に失われていく様が描かれています。 当時の内容はアウシュヴィッツへ送られてから戦争終結、そして父と母の再開までとなります。 可愛らしい動物で表現された漫画ですが、恐ろしい内容が脚色無く自然に散らばっています。 “なにかが地面で、25回から35回もはね、のたうちまわり、そして動かなくなった。 「ああ」そのとき思った。「犬でも殺したんだろうか」 わしが子どもの頃、隣で飼っていた犬が、狂って人に噛みついた。 隣人は出てくると、ライフルでその犬を射殺した。 犬は転げまわった。ごろごろのたうち、空を蹴り、そして死んだ。 死体に近づいた時、わしは思った。 「人間が隣の犬と同じ死にかたをするとは。なんて驚きだ!」” 怖いでしょうが、勇気を持ってたくさんの方に読んでいただきたい漫画です。
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