陰陽師(1) ジェッツC

岡野玲子(著者)

• 販売会社／発売会社: 白泉社
• 発売年月日: 1999/07/12
• JAN: 9784592132110

商品レビュー

2024/11/16

全13巻読んでの感想

前半と後半で趣が異なる。
前半はコミカル。人物紹介。物怪に愛嬌がある。どこか抜けてて妙に人間くさい。
後半はシリアスで難解。作者は素人と謙遜するが、研究に費やした時間と労力は膨大だろうことが窺える。この分野に関する深い理解と緻密な考察を反映。

これだけ工夫を凝らしても、京都は度々厄災に見舞われてきた。何をしてもしなくても結局は逃れられないのか。人知の及ぶところではないのかもしれない。

カラーページがいい。和の色合いが表現されている。

2023/09/09

・安倍晴明、忠行に従いて道を習うことー狐の子といわれた清明が忠行の愛弟子となった。
・玄象という琵琶　鬼のために盗らるることー漢多太の’鬼（き）’が犬に取り付き鬼となり、玄象に移っていわくつきの楽器となる。
・梔子の女ーまさに口なし。文字にも魂は宿るのか。

2023/06/20

どこかの漫画ガイドから、かな。原作は読んでないけど、漫画なら楽に味わえるかも、とも思って。でも、こういうのはあまり…って感じ。