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つげ義春全集 鬼面石(3) 鬼面石・一刀両断 つげ義春全集
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商品詳細

内容紹介 内容:盲刃.鬼面石.落武者.忍びの城.一刀両断. 解説 山崎哲著. 解題 高野慎三著
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1993/11/01
JAN 9784480701633

つげ義春全集 鬼面石(3)

¥1,430

商品レビュー

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2026/02/02

あとがきにある山崎哲の指摘が興味深かった。 つげ義春の吹き出しのセリフが「たまらなくいい」 という。 例えば「シリツしてください」(「ねじ式」) 「お客さん、寄っていきなせえ」(「紅い花」) 「するとお前さまは不遇なんだね」 (「ほんやら洞のべんさん」) たしかに私も「もっきり屋...

あとがきにある山崎哲の指摘が興味深かった。 つげ義春の吹き出しのセリフが「たまらなくいい」 という。 例えば「シリツしてください」(「ねじ式」) 「お客さん、寄っていきなせえ」(「紅い花」) 「するとお前さまは不遇なんだね」 (「ほんやら洞のべんさん」) たしかに私も「もっきり屋の少女」 のことば遣いにはガツンとやられたことを思い出す。 「つげ義春の作品に接すると、私たちはごく自然に、 ことばが自分にとって他人のものであった時代の ことを、ちょっと大げさに言えば、自分とことばとの 関係の『起源』を思い出すのである。 つげ義春が私にかぎらず、多くのひとたちにとって 需要な存在となるのは、おそらくそのためだ。 つげ義春の作品が、無意識のなかに閉じ込めた 自分というものの『起源』を、いつも掘り起こして くれるからなのである。」 つげ義春の「ズレ」の原因を山崎は「義父のせい」 と推察する。 「義父に『つめたい仕打ち』を受け、 自分ともうひとりの自分との関係が、 あるいはそうした胎内世界と、外との世界との 関係がチグハグになってしまったのだ。 そのチグハグさが人生の、あるいは自分という 存在の『不条理』感を生み出したのである」 「他者として現れることば、他者として現れるひと、 『もの』、風景。 それがつげ義春の世界であり、またそういうふうに 現れないと妙におちつかなくなって、ふらりと 旅に出てしまうのがつげ義春なのだ」 言われてみるとなるほどなと思う。 それが旅にまでつながる。 評論家の話って面白い。 自分では気付かない指摘。新鮮だった。

Posted by ブクログ

2022/06/03

白土三平「忍者武芸帳」ブームの影響下にある作品群(らしい)。武士の時代の理不尽な身分制度、名誉や義理といったものの空虚さが描写され、重たい読後感が多い。

Posted by ブクログ

2015/07/26

1960~65年に発表された作品が載っている。全部時代劇もの。巻末の解説によれば、このころは白土三平の流行っていたのでその影響らしい。「鬼面石」が悲惨で哀しい。「盲刃」は途中で唐突に終わった感があり「?」な作品。また長編が多いのも第3巻の特徴である。

Posted by ブクログ

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