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劇画 ヒットラー(文庫版) ちくま文庫
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劇画 ヒットラー(文庫版) ちくま文庫

水木しげる(著者)

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劇画 ヒットラー(文庫版) ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1990/07/01
JAN 9784480024497

劇画 ヒットラー(文庫版)

¥330

商品レビュー

3.8

67件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 劇画
  • ヒトラー
  • 社会問題
  • 歴史的視点
  • ヒトラー心理
  • 水木しげる
  • コミカル描写
  • 監視社会
  • 現代への警鐘
  • 独裁者の成り立ち

テーマは、アドルフ・ヒトラーの生涯を描いた作品で、彼の成り立ちや心理を掘り下げています。水木しげるの独特なコミカルなタッチで描かれたヒトラーは、当初は小心者で無知な人物として描かれ、どのようにして国のトップにまで上り詰めたのか、その過程がリアルに表現されています。特に、監視社会や隣人の連行といった社会情勢は、現代にも通じる問題を浮き彫りにし、読者に深い考察を促します。膨大な参考文献からは著者の熱意が感じられ、1990年の初版から今なお色褪せないインパクトを持つこの作品は、ヒトラーという複雑な人物を理解するための新たな視点を提供しています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/18

最初の方が情報量多くて、なかなか読むのに時間がかかった。若い頃浮浪者だった頃、姪に入れあげて頭がおかしかった頃、終始人柄に良いところは感じられなくて、だからこそなぜこんな人物が独裁者になってしまったのか…という気持ちが強くなる。

Posted by ブクログ

2026/07/23

【水木しげるさんの描くどの妖怪よりも、ヒットラーは怖かった件】 あまりの酷暑に耐えきれず、涼しい所でコーヒーを飲みながらおしゃれな気分で読書をしようと思い、近くの「ツタバ」(スターバックスと蔦屋の併設店)へ行った。 以前から読みたいと思っていた小川洋子さんの『アンネの日記』の...

【水木しげるさんの描くどの妖怪よりも、ヒットラーは怖かった件】 あまりの酷暑に耐えきれず、涼しい所でコーヒーを飲みながらおしゃれな気分で読書をしようと思い、近くの「ツタバ」(スターバックスと蔦屋の併設店)へ行った。 以前から読みたいと思っていた小川洋子さんの『アンネの日記』の解説本を発見! すぐに私は我が目を疑った。 なんとアンネの隣にヒットラーが居るではないか。 これではアンネが可哀想だ、心の中で「ゴメンね」と謝りつつも、水木しげるが描く恐怖の大王ヒットラーがいかにも頼りなさそうな雑魚風キャラに見えて、思わず手に取ってしまった。 なぜ水木しげるがヒットラーを? でも考えてみたらヒットラーはドイツが生み出した世界最悪の西洋妖怪なのかもしれない! だけど現実の世界には鬼太郎のような救世主は登場しなかった。 本書で描かれていたヒットラーは思い込みが激しくて、無知でエゴの強い小心者。歪んだ心を持つ小心者がどうやって国のトップとなり、世界を恐怖へと陥れていく様があれよあれよと実にあっけなく、そしてリアルで鳥肌もの。 印象的だったのが、当時のドイツの社会情勢。 監視社会、国家総動員、自決、保身、そして隣人の連行を見て見ぬ振りをする空気……。描かれるナチス社会の狂気は、当時の日本とあまりにも瓜二つで、命がトコトン軽く扱われていくプロセスに背筋が凍る。 人物は水木しげるさん独特のコミカルなタッチだが、背景は写真に負けず劣らずリアルで漫画にしては字数も多い。 それは巻末の膨大な参考文献をみれば著者の本書への熱量がじりじりと伝わってくる。 奥付を見ると第1刷が1990年。今読んでも全く色褪せず私達に強烈なインパクトを与え、心に訴えかけてくる大傑作。

Posted by ブクログ

2026/05/24

水木しげるの、ヒットラー一代記があったとは。 ヒットラーの性格、オーストリアリンツの母子家庭の子、というか、孤児で、 芸術的画家を自称し目指すも美術学校にも合格できない、貧しい暮らし、なんのとりえもなく、浮浪者施設に入るまでの、ダメダメヒットラーが、国軍に入り活躍し、、、、、他人...

水木しげるの、ヒットラー一代記があったとは。 ヒットラーの性格、オーストリアリンツの母子家庭の子、というか、孤児で、 芸術的画家を自称し目指すも美術学校にも合格できない、貧しい暮らし、なんのとりえもなく、浮浪者施設に入るまでの、ダメダメヒットラーが、国軍に入り活躍し、、、、、他人が作った政党を乗っとり、紆余曲折ありドイツの独裁者となり、ドイツ千年王国を願いながらも、夢叶わず自死するまでの、ヒトラーの人生、よく調べ面白く描かれた性格性質暮らしぶり、今でいう承認欲求負けず嫌いなところはあるが、この水木しげる版ヒットラーは国を愛しドイツを自分の思う理想の帝国に、、という一心で描かれる。落ちこぼれ男の裏返しだろうか。 ホロコーストの記述は冒頭と、最後のみ。 冒頭は、 「蒼褪めたる馬あり、それに乗る者の名を死という… .」 と言う不吉な言葉、戦争、末期、ドイツの、ユダヤ人、収容所風景。 自死したヒットラーとエバブラウンを運転手がガソリンで焼き、 「つづいて、ゲッペルス一家が後追い…収容所にはおびただしいユダヤ人の死体が残され……」 ヒットラー一代記の前と後に配置された力強いホロコーストの描写、やるせなさ。 ムッソリーニを親方と呼ぶ。 日本を真似て国連脱退、というだいじなこともさらりと。国際法違反して中国で戦争行為を始め、国連やめたのはドイツイタリアより日本が先、という大事だが常識になってないこと。 水木しげるの冷静さと、ユーモアと、そこはかとなく浸透してくる恐ろしさ。今の時代と通じる。 最後ベルリンの地下壕に立てこもるヒットラーのもとにやってくる。空軍パイロット、グライム大将と彼を慕う女性パイロット、ハンナ・ライチェのことがかかれていて、名テストパイロット、勇気ある、高い技術で飛行をする女性がいたこと、戦後も操縦士として競技などでも活躍した、など興味深いエピソードも知ることができた。 水木しげるの筆致、せりふ、全て圧倒的で特に街や建物の描写が精緻で、細かく、美しく、隆盛ほこるヨーロッパの文化芸術建築と、この時代の暗さがじんわり伝わってくる。 名著。

Posted by ブクログ

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