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わが指のオーケストラ(4)
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わが指のオーケストラ(4)

山本おさむ(著者)

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わが指のオーケストラ(4)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 秋田書店
発売年月日 1993/02/25
JAN 9784253102599

わが指のオーケストラ(4)

¥220

商品レビュー

4.8

7件のお客様レビュー

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2023/02/03

最期の一冊を読み切った。 生涯、聾者にとって最善の聾教育を志し、 手話教育を守った 高橋 潔氏。 強い信念、真のやさしさに打たれました。 あとがきの依子さんの言葉にも。

Posted by ブクログ

2022/10/26

主人公の方がお風呂の中で手話を練習しているのは、言葉を話す人が美しい言葉を話せるようにするのと同じこと、とのセリフにはっとした。 「わが指のオーケストラ」と題した意味がここにもあると思う。 大きな強い流れに与するのではなく、たとえ少数派であっても聾者のためと信じる道を進んでいく、...

主人公の方がお風呂の中で手話を練習しているのは、言葉を話す人が美しい言葉を話せるようにするのと同じこと、とのセリフにはっとした。 「わが指のオーケストラ」と題した意味がここにもあると思う。 大きな強い流れに与するのではなく、たとえ少数派であっても聾者のためと信じる道を進んでいく、高橋先生の生き方に襟を糺される思いがした。 巻末にあった先生の娘さんの手記も素晴らしい。

Posted by ブクログ

2022/07/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高橋潔、生涯をかけてろう者の未来のために、口話法主体の時代にも手話を残した男。その一生を4冊でまとめた。 娘、依子の手記を漫画にしたものであり、タイトルのオーケストラは、娘の一言がヒントかと思えば違うそうだが、「個性の違う先生方をうまく調和させ素晴らしい学校というオーケストラを演奏させねばならない」と父が言っていたそうだ。 4巻は潔の後輩、大曽根が、渡米や欧州へ旅立ち、アメリカではヘレンケラーから話を聞くことができた。 それぞれから持ち帰ったもので、市立ろう学校は教育法を定め、手話と口話法と使い分け、ろう者に寄り添った授業ができるよう、全国で残りの一校になっても手話を守り抜いた。 妻が病に臥しても、全国聾唖学校校長会総会のために東京へ。そこでも最後まで一人で戦い抜く。 室戸台風で校舎は半壊し、一作と松江の挙式は1年後となる。 高橋の意志を組んだ学校方針は、大曽根らと共に守られていく。 一方で口話法の西川も、娘のように喋れる子どもが増えずに悩んでいた。娘はま子もまた、手話を習いたいと思い、大阪まで訪ねてくるものの、断られる。西川の思いを汲んだ高橋の優しさだった。が、その後西川を自死を選ぶ…この話も辛い… 最後まで苦難で小さな光を絶やさないよう、努力した人々がいて、今に至ると思うとなんと膨大な時間がかかっているのかと。 この漫画に出会えてよかった。 また他の本も読んでいきたい。 今普及している指文字は、大曽根式と呼ばれる、ヘレンケラーと約束してできたもの! アメリカで併用法を提唱したのは、1860年代   E. M. ギャローデット 口話主義は聾、を人間の異常な状態ととらえ、口話法によって、話す人間、という正常な状態に近づける事を目的とします… 手話、指文字の否定は、教育そのものの否定につながると考えた…

Posted by ブクログ

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