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七色いんこ 手塚治虫傑作選集(3)
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 秋田書店 |
| 発売年月日 | 1991/03/01 |
| JAN | 9784253103367 |
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七色いんこ 手塚治虫傑作選集(3)
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七色いんこ 手塚治虫傑作選集(3)
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
七色いんこ3 「ピーター・パン」 「オンディーヌ」 「棒になった男」 「タルチュフ」 「靭猿」 「森は生きている」 「セールスマンの死」 「三文オペラ」 「犀」 「R・U・R」 「俺たちは天使じゃない」 「サロメ」 2012 04 21 再読
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
七色いんこでこの巻だけ読んだことがないか、読んで内容をすっかり忘れてたのだけど、手塚治虫がスランプになっていろいろ試行錯誤してる時期。全体平均から比べてクオリティ低い話が多いし、ホンネといういんこにしか見えないお化けが出て、偽りの姿で暮らし続けているいんこの罪悪感とかいうものを象徴し始めたりしてカオス。失禁とか変顔とかインパクトを狙っただけの話もあるし・・・まあでも、そういう意味で有名な時期の作品なので、読めてよかった、というか一回読んでおきたかった。 読者の評判は悪いけど、ホンネという生き物によって、七色いんこに化けて生き続けてきた鍬潟陽介の精神的な負担というか軋みがでてるのだとしたらそれはそれで深みがある。この時点では、舞台で演技をするという嘘を日々つき続けているいんこの負担がホンネを生み出したという読み方をすることもできるんだけど、手塚治虫はこのシリーズを書きだした時点ですでに最終回をああすると決めていたのだろうから、むしろこのホンネに言わせたかったことはそっちなのではないかなあ。どうでしょう。 あと、これはこの巻だけに限ったことじゃないけど、千里刑事が記憶を失った元恋人だといんこが彼女との出会いからずっとわかっている、という事実を知って読むと、なんかせつない気持ちになるね。
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