三河物語 マンガ日本の古典 23

安彦良和(著者)

• 販売会社／発売会社: 中央公論新社
• 発売年月日: 1995/02/01
• JAN: 9784124033014

商品レビュー

2025/04/01

大久保彦左衛門の名は、知っているが、著者となられた本があったとは、知らなかった。侍が公務員になっていく様は、平和の象徴とも言えるか。

2017/01/30

安彦良和さんの『三河物語』を読みました。
めっちゃ面白かった！

大久保彦左衛門さんの原作は「年寄りのグチ本」なんて呼ばれていて、※読者の失われた膨大な読書時間は求めてもけして戻らない某マドレーヌを紅茶に浸して始まるオレ様大好きモテ男ダンディーを気取っている妄想男さんの長編小説並みの面白さだと聞いていたけれど、安彦版はめちゃくちゃ面白くて一気に読んでしまいました。

これを読んで徳川家康さんに興味は持たなかったけれど、安彦良和さんの作品は気になるようになったよ。
ガンダムに手を出しちゃおうかな～♪

このつまらない作品を１冊の分量でこれだけのエンターテイメントにしたってことに敬意を示して☆５つです。

※プルーストさんの『失われた時を求めて』のこと。
主人公の自己陶酔っぷりがハンパなく、超～つまらなくて読むのがめっちゃ苦痛だった。