化石の記憶(3) プレイCシリーズ

たがみよしひさ(著者)

• 販売会社／発売会社: 秋田書店
• 発売年月日: 1987/06/01
• JAN: 9784253026031

商品レビュー

2018/12/05

第３巻。この巻で完結です。
無駄に長くなく、スッキリ終わってとても良い感じです。
初めて読んだとき、宇宙人（実は地球人、しかも日本人だが）が出てきて、ちょっと面食らったものですが、でもよく見ると、第１巻のはじめのページに「竜哭」の絵が既に描いてあり、このあたりの展開は当初から決まっていたことだと分かります。「オフクロ」が本当に「お袋」だったり、いや、ホントよくできてます。
とても面白い。

2010/04/11

見返し
　美袋竜一は、幼い頃、母を“ぬし”に殺され、父も時谷家の秘宝“竜哭”を捜索中に行方不明となっている。“ぬし”と“竜哭”を繋ぐものを求め、竜一は、故郷“縞”に向かった。
　一方、“竜哭”の存在を知った財界の黒幕・桜山時一の命を受けたＡＲ産業の小沢の部下・反町健二、ＭＲ産業の小室啓介、桜山時一の孫・時臣などが動き出した。そして、彼らも竜一の後を追うように“縞”に向かった。
　本庄敦がのこした詩に、“竜哭”の秘密を解く鍵があるはず、と考える彼らは運命の糸に導かれるように赤森へ入っていった。その時、大地を揺るがす大地震が彼らを襲った－。