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砂時計(1) フラワーC
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2003/08/23 |
JAN | 9784091384010 |
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商品レビュー
4.1
93件のお客様レビュー
発売当初以来の再読。とても重いけど大事な言葉や気持ちが詰まっていて悲しみの中にも笑いや楽しさがたくさんあり元気ももらえる、大好きな物語。杏のお母さんが最期に選んだ場所が雪山で…読み返して胸が痛む。ここでお母さんに「裏切り者」と怒る杏…やっぱり悲しい。杏は強くて真っ直ぐだけどまだ小...
発売当初以来の再読。とても重いけど大事な言葉や気持ちが詰まっていて悲しみの中にも笑いや楽しさがたくさんあり元気ももらえる、大好きな物語。杏のお母さんが最期に選んだ場所が雪山で…読み返して胸が痛む。ここでお母さんに「裏切り者」と怒る杏…やっぱり悲しい。杏は強くて真っ直ぐだけどまだ小6や中学生くらいの年齢で抱えるには残酷すぎる。だけど大悟の存在がたぶん何よりも光で杏を支えてくれることが救いに思える。おばあちゃんとのやり取りがすごく好き。帰りの電車でぎこちなくとも心を通わせた幼さの残る杏と大悟にあったかくなる。
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無料アプリ。もう過去に何度読んだかわからないけど、その度に暗い重い気持ちになった気がする。その頃にちょうど僕等がいたも同時に読んでいて、なんで漫画を読んでこんなにズーンってなってるんだろうって思ったな。 主人公の杏は12歳の冬、親の離婚で母親の実家の島根で暮らす事になる。杏の母親弱すぎるんだよな。12歳の子供がお母さんに頑張ってって普通に言うよね。そんな事すらも気を使わせないといけないなんて杏がかわいそう。でもずっと村を出たかったのに、出戻らないといけないっていうのも辛いものがあるんだろうな。そしてこの頃から大悟がいい事言うのよ。大事に想っとった気持ちを消そうとすんなって若い頃の私にも響いた。 母親が死んで1年半、14歳の夏キャンプ。柔道部の女の子が印象的。嵐の中の宝探しは壮絶だったけど、血だらけのオチと初めてのキスが可愛らしかった。
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3度目(もっとある?)の読み直し。自分が生きるについて考え直したいときに読んでる気がする。何度も読んでいるのに、初めて感情移入して深く共感した言葉が多かった。一年計砂時計を見て「こうやってみると1年って意外と長いのねえ」と言ったお母さんの1日の早さの感覚。「がんばって!」と言われて「うん」と返すまでの少しの間。生きづらさを感じるお母さんへの共感だけでなく、杏やおばあちゃんなど、自分が追い詰めたと後悔する周りの人達の気持ちも昔よりわかるようになった。 ただの胸キュン少女漫画じゃなくて、人の複雑な心の内を細かく描写している漫画。 ただ、出会ったばかりの杏に「ずっと一緒におっちゃるけん」と約束する大悟や、すぐにそれを絵馬に書いて祈る杏の行動はさすがに展開が早すぎる(ここだけ漫画っぽい)と感じたけれど、体も成長していく多感な時期特有の恋愛感情や、生理への戸惑いなどがリアルで、私もその頃からこういう恋愛ができたら楽しかっただろうなぁと、少し羨ましくなってしまった。
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