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イアラ(文庫版) 小学館文庫
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イアラ(文庫版) 小学館文庫

楳図かずお(著者)

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イアラ(文庫版) 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2002/03/01
JAN 9784091924384

イアラ(文庫版)

¥330

商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2019/09/01

女が死の直前に遺した「イアラ」という言葉の意味を求めて、長い年月をさまようことになった男。女の生まれ変わりらしき人物と出会ってはその意味を求めるが… 女の生まれ変わりを探して生き続けるといえばロマンチックみたいだが、手塚治虫「火の鳥」のような荘厳さがある。 名作。

Posted by ブクログ

2018/09/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何のために生きているのか よくわからない人生を送っている身としては 凄く身に染みた。 何でもない背景でも、楳図先生の書く植物がまた怖いんだわ。

Posted by ブクログ

2017/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もちろん「火の鳥」からの影響だと思われる。 説明的描写の多さに辟易するという感想も聞くが、ここまで時代をまたげばそれも仕方ないと思う。 それよりも全編通読したときに胸中に残された抒情を重視したい。 ひとりの女を求めて時代を超える。 1章 さなめ 大仏建立の際、溶けた鉄で女が、溶かし込まれ。 2章 しるし 蒙古襲来で高麗の女が。 3章 わび 千利休と秀吉の対立。無作為の作為。作られた人生。見つめてくる男。 4章 かげろう 芭蕉と曾良。死ぬ間際の女。 5章 うつろい つや姫。 6章 望郷 昭和。イアラを探す男の存在に、はじめて気づいた女。「今までであった女は、さなめではなかったが、さなめでもあったのだと。」……この理屈が琴線に触れる。 終章 終焉(目次に反映されていない)人類の最期。再びあいましょう、いつかどこかで。 連作短編シリーズ、ねむり、雪の夜の童話、指。

Posted by ブクログ

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