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蒼の封印(文庫版)(4) 小学館文庫
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蒼の封印(文庫版)(4) 小学館文庫

篠原千絵(著者)

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蒼の封印(文庫版)(4) 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 1999/04/16
JAN 9784091911261

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2020/12/07

妹が出てきて混迷を極める鬼門復活。 蒼子の感情も混迷を極める。 自ら、混迷の生き方を選択していくかのような展開。 しかしだね。。 もともと西家も鬼だったわけで。。。 同じ人間同士が殺戮を繰り返す歴史と同じ。。 敵だから殺して良い。 でも、敵って言っても、もとは同じ仲間なわけで。...

妹が出てきて混迷を極める鬼門復活。 蒼子の感情も混迷を極める。 自ら、混迷の生き方を選択していくかのような展開。 しかしだね。。 もともと西家も鬼だったわけで。。。 同じ人間同士が殺戮を繰り返す歴史と同じ。。 敵だから殺して良い。 でも、敵って言っても、もとは同じ仲間なわけで。。 守るもの、信じるもの、思惑。。。 いろいろなことへの相違が生む違い。 その違いをもって、簡単に暴力を振るって良い対処となるのはなんなんだろう? まあ。。 人間を食うのは、困るけど。。

Posted by ブクログ

2012/07/29

『闇のパープルアイ』の篠原千絵作。 鬼と人間の争いの話。日本版ロミオとジュリエット?。 “蒼龍再生の秘密を知った蒼子と彬は、高雄の持つ羅ごうの髪を追っていた。そこに待っていたのは蒼子の妹を名のる黒髪の少女…東家の一族、名は計都。蒼龍の地位に野心を燃やす計都は蒼子の命を狙う...

『闇のパープルアイ』の篠原千絵作。 鬼と人間の争いの話。日本版ロミオとジュリエット?。 “蒼龍再生の秘密を知った蒼子と彬は、高雄の持つ羅ごうの髪を追っていた。そこに待っていたのは蒼子の妹を名のる黒髪の少女…東家の一族、名は計都。蒼龍の地位に野心を燃やす計都は蒼子の命を狙うが、計都への愛を感じた蒼子は彬への想いを断ち切り、高雄のもとで蒼龍となることを決意する。蒼龍復活の儀式の日、蒼子は計都を南家に転籍し、朱雀の緋子と命名した。…そして鬼門の4家すべてが甦る。”―裏表紙より。 この方の作品、正直、絵柄はあまり好みではないんだけど、『闇のパープルアイ』とか『天は赤い河のほとり』とか、設定やストーリーが面白い。本作は、四神や五行が取り入れられてるのも興味深い(東=青龍/南=朱雀、夏/西=白虎/北=玄武)。  話の展開とかラストは、思いっきり少女漫画なんだけど、環境問題や五行説、鬼無里の伝承とかにも触れた、壮大なストーリーは、充分読み応えがありました。 なんか、似た設定の話を読んだことあったなぁ…と思ったら、小林博美の『緋のエンブレム』にちょっと似てる(こっちの方が先か?)。

Posted by ブクログ

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