ゆきのひのホネホネさん こどものとも傑作集

にしむらあつこ(著者)

• 販売会社／発売会社: 福音館書店/
• 発売年月日: 2005/10/07
• JAN: 9784834021462

商品レビュー

2020/10/03

モノクロの絵が銀世界にあっている。
なのに、ちっとも冷たく感じない。
このあたたかさは、ホネホネさんだから？
最後の黄色が効いている。

2019/12/24

雪が積もった日の郵便配達はザクザクシューッとスキーで移動のホネホネさん。今回の町のみんなへのお届け物はお手紙だけじゃない綿やみかん等の心のこもった贈り物も一緒なので、寒い冬の最中にホッとする温もりを感じる。
ラストは大勢でにぎやかなクリスマスパーティー。結婚前のホネコさんからホネホネさんへの手編みのプレゼントとスキーデートのお誘いが微笑ましい。
4歳2ヶ月の息子は〈つちのなかアパート〉の断面図がお気に入り。迷路のように辿っては「ピンポーン！」とホネホネさん気分でニョロコさん家を訪ねて楽しんでいた。

2017/11/19

幼稚園絵本貸出

幼稚園にはけっこうな量の絵本があるが
子どもたちが読むものは
その中のごく一部だそうで
同じ本を何回も借りる子もけっこういるらしい
聞いた時は へぇ！なんでだろ？って思ったけど
そういえば面白そうな本を選び出すって
大人でも難しいよね
その話を聞いた数日後
大興奮でこの絵本を借りたと報告してきた
今年古本屋でこのシリーズを買ったので
ホネホネさんの“違う本”を“幼稚園”で“自分がみつけた”のが嬉しくて仕方ない様子
郵便小包を届ける人たちは同じなので
それもまた“自分は知っている”のが嬉しい
前回は自転車を漕ぐ「ギコギコギーッ」という音が繰り返されていて
今回は雪をスキーで滑る「ザクザクシューッ」という音
この音の部分と手紙の部分だけ
自分で読みたがってとても楽しそう
ホネホネさんは楽しい要素がたくさんあるなと
改めて感じさせてもらった

じつは先日
古本屋でこれの次のシリーズを見つけたのだが
半額セールの日だったので
高めの本を優先して購入して
後日に後回しにしたら
誰かに買われてしまった…！
なんてことだやっちまったー