フルクサスとは何か？ 日常とアートを結びつけた人々 Art Edge

塩見允枝子(著者)

• 販売会社／発売会社: フィルムアート社
• 発売年月日: 2005/11/09
• JAN: 9784845905812

商品レビュー

2015/10/31

　世界中に広がった伝説的なグループ「フルクサス」のメンバーだった筆者の覚え書き。なんといっても、当時の具体的ないきいきとしたエピソードを日本語で読めるのが魅力です。
　フルクサスといっても、一枚岩の活動ではなく、日本には独自の運動があったのです。筆者はもともと音楽家ですが、当時の音大の同級生と一緒に様々な実験を行い、それがフルクサスに参加するきっかけになっていきます。また興味深いのは、日本のフルクサスには草間彌生や久保田成子など女性が多いこと。これは、当時まだまだ閉鎖的で「男性社会」だった日本の前衛美術界に居心地が悪く、才能ある彼女らはより生きやすいニューヨークを選んだのでしょう。

2008/03/11

16歳の時にフルクサスを知り、
彼らのパフォーマンス（芸術）は、
私のイマジネーションにとどまる事のない勇気と力を与えてくれた。
本当はワタリウム美術館で買った
バーゼル美術館編のにレビュー書きたかったんだけど、
なかったのでここにレビュー。