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破綻国家の内幕 公共事業、票とカネ、天下り・利権の構造 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 2005/04/25 |
JAN | 9784043789016 |
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破綻国家の内幕
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
こうしてみると一部の…
こうしてみると一部の人たちだけがおいしい思いをしているじゃないかという気がしてくる。
文庫OFF
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※このレビューにはネタバレを含みます
平成17年(底本は14年)刊。利権は税金の行き先。このシンプルな構図を複数の例を挙げて、財政破綻状態下の日本において、税金の不透明な利用をやめない病理を描き出す。①土地改良事業、②林業土木事業、③建設業保証会社、④諫早湾干拓と違法献金、また、票と金の問題として、⑤特定郵便局長会と郵政問題、⑥日本医師会を描く。加えて、口利きビジネスや高速道路の利権構図なども詳細に論じる。元ネタは東京新聞の記事。この種の書籍は他にもあるので、決定版は言わないが、各問題の構図を知るには有益な一書といえる。
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庶民からは見えない政界・官庁・業界のトライアングルに潜む利権構造。こういうことを地道な取材によって追求することを重視するメディアが増えてほしい。一過性のスキャンダルには全マスコミが飛びつくが、ひとときの熱が冷めると本質を追究することなく、特定の個人・団体をスケープゴートに祭り上げ...
庶民からは見えない政界・官庁・業界のトライアングルに潜む利権構造。こういうことを地道な取材によって追求することを重視するメディアが増えてほしい。一過性のスキャンダルには全マスコミが飛びつくが、ひとときの熱が冷めると本質を追究することなく、特定の個人・団体をスケープゴートに祭り上げた後は、無難な記者クラブ発表ネタで紙面を埋める。こういう悪しきマスコミのイメージを一新させてくれる書籍だ。ただし、情報の確度については、長期的に検証していく必要があるだろう。
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