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彷徨える帝(上) 角川文庫13673
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 2005/02/24 |
JAN | 9784043659036 |
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彷徨える帝(上)
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
必ずしも作品が豊富でもない時代を背景とする“時代モノ”…そういう作品は「こういう時代が在ったのか…」と新鮮なのだが、それと同時に「なかなかに興味深い」内容を含むことも多い… そうした「必ずしも作品が豊富でもない時代を背景とする“時代モノ”」に出会った。これがなかなかに面白かった...
必ずしも作品が豊富でもない時代を背景とする“時代モノ”…そういう作品は「こういう時代が在ったのか…」と新鮮なのだが、それと同時に「なかなかに興味深い」内容を含むことも多い… そうした「必ずしも作品が豊富でもない時代を背景とする“時代モノ”」に出会った。これがなかなかに面白かった!! 「必ずしも作品が豊富でもない時代」を背景としていると同時に、“伝奇”としての面白さにも溢れる作品で、一寸夢中になった…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
後南北朝時代と呼ばれる時代は南朝が合体後、逼塞を余儀なくされた時代であり、歴史に埋もれた時代です。その時代を舞台として北畠家に生を受けた宋十郎、そして今川家縁の朝比奈範冬の2人の対立軸を中心として、謎の能面の争奪戦が展開します。この著者の「生きて候」は本多政重を描いた本格歴史小説でしたが、これは伝奇小説ともいうべき不可思議な本。あまり好みではありませんが、この時代の怪しげな雰囲気が良く出ている、そういう意味では面白い本かも知れません。
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全2巻。 南北朝の統一後、 赤松の将軍弑逆事件のあたり。 隆慶一郎先生が亡くなる前に 会いたいと言ってた作家でおなじみ、 阿部先生。 読むの2作目だけど、 やっぱりいまいちのめり込めない。 なんか、小説としての描写が、 若干ぶっきらぼうな感じを受けるのです。 個人的に。 行...
全2巻。 南北朝の統一後、 赤松の将軍弑逆事件のあたり。 隆慶一郎先生が亡くなる前に 会いたいと言ってた作家でおなじみ、 阿部先生。 読むの2作目だけど、 やっぱりいまいちのめり込めない。 なんか、小説としての描写が、 若干ぶっきらぼうな感じを受けるのです。 個人的に。 行間を読めってことかもしれないけど、 描写足りない感じで感情移入できない。 特に今回は主人公が2人いて、 どっちの主人公のシーンなのか時々見失う。 話の作りは、確かに隆先生の描きそうな、 歴史の裏側を伝奇で固めた感じで興味深い。 呪いな感じがちょっとお腹いっぱい感はあるけど、 隆先生なら魅力的に描いてくれそうな話。 って思ってしまうあたり、 残念な感じ。
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