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彷徨える帝(上) 角川文庫13673
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彷徨える帝(上) 角川文庫13673

安部龍太郎(著者)

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彷徨える帝(上) 角川文庫13673

836

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 2005/02/24
JAN 9784043659036

彷徨える帝(上)

¥836

商品レビュー

3.3

5件のお客様レビュー

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2015/01/10

必ずしも作品が豊富でもない時代を背景とする“時代モノ”…そういう作品は「こういう時代が在ったのか…」と新鮮なのだが、それと同時に「なかなかに興味深い」内容を含むことも多い… そうした「必ずしも作品が豊富でもない時代を背景とする“時代モノ”」に出会った。これがなかなかに面白かった...

必ずしも作品が豊富でもない時代を背景とする“時代モノ”…そういう作品は「こういう時代が在ったのか…」と新鮮なのだが、それと同時に「なかなかに興味深い」内容を含むことも多い… そうした「必ずしも作品が豊富でもない時代を背景とする“時代モノ”」に出会った。これがなかなかに面白かった!! 「必ずしも作品が豊富でもない時代」を背景としていると同時に、“伝奇”としての面白さにも溢れる作品で、一寸夢中になった…

Posted by ブクログ

2013/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

後南北朝時代と呼ばれる時代は南朝が合体後、逼塞を余儀なくされた時代であり、歴史に埋もれた時代です。その時代を舞台として北畠家に生を受けた宋十郎、そして今川家縁の朝比奈範冬の2人の対立軸を中心として、謎の能面の争奪戦が展開します。この著者の「生きて候」は本多政重を描いた本格歴史小説でしたが、これは伝奇小説ともいうべき不可思議な本。あまり好みではありませんが、この時代の怪しげな雰囲気が良く出ている、そういう意味では面白い本かも知れません。

Posted by ブクログ

2011/06/08

全2巻。 南北朝の統一後、 赤松の将軍弑逆事件のあたり。 隆慶一郎先生が亡くなる前に 会いたいと言ってた作家でおなじみ、 阿部先生。 読むの2作目だけど、 やっぱりいまいちのめり込めない。 なんか、小説としての描写が、 若干ぶっきらぼうな感じを受けるのです。 個人的に。 行...

全2巻。 南北朝の統一後、 赤松の将軍弑逆事件のあたり。 隆慶一郎先生が亡くなる前に 会いたいと言ってた作家でおなじみ、 阿部先生。 読むの2作目だけど、 やっぱりいまいちのめり込めない。 なんか、小説としての描写が、 若干ぶっきらぼうな感じを受けるのです。 個人的に。 行間を読めってことかもしれないけど、 描写足りない感じで感情移入できない。 特に今回は主人公が2人いて、 どっちの主人公のシーンなのか時々見失う。 話の作りは、確かに隆先生の描きそうな、 歴史の裏側を伝奇で固めた感じで興味深い。 呪いな感じがちょっとお腹いっぱい感はあるけど、 隆先生なら魅力的に描いてくれそうな話。 って思ってしまうあたり、 残念な感じ。

Posted by ブクログ

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