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長田弘詩集 ハルキ文庫
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長田弘詩集 ハルキ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2003/03/18
JAN 9784758430326

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みんなの感想まとめ
  • 日常言葉の美しさ
  • 深呼吸の必要
  • 食卓一期一会
  • 心に響く思索詩
  • 小さな瞬間の感動
  • 深い感受性の世界
  • 詩の奥深さを探る
  • 静かな心の発見
  • さまざまなテーマの旅
  • 言葉の力を感じる

日常の中でふと出会う言葉の美しさを描いた詩集は、詩人の深い思索と感受性に満ちています。各章は異なるテーマを持ち、まるで異なる詩集を楽しむような感覚を与えてくれます。特に「深呼吸の必要」や「食卓一期一会」からの詩は、心に響くものが多く、詩の奥深さを感じさせます。言葉の選び方や表現には、日常の小さな瞬間を大切にする姿勢が垣間見え、読む者に静かな感動をもたらします。詩の中で織り成される情景や思いは、読むたびに新たな発見を与えてくれることでしょう。詩を通じて、著者が残した言葉の力を感じることができる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/12/24

長田弘さんの詩集ですね。 自選の七十九篇が収録されています。    「ひとはねこを理解できない」         Ⅰ  ねこがプディングを食べてしまった、  ほんとうの話です。  それだけの話です。  それだけの話なのだけれど、  ひとは怒り、大声て喚いた。    ゆるされな...

長田弘さんの詩集ですね。 自選の七十九篇が収録されています。    「ひとはねこを理解できない」         Ⅰ  ねこがプディングを食べてしまった、  ほんとうの話です。  それだけの話です。  それだけの話なのだけれど、  ひとは怒り、大声て喚いた。    ゆるされない、そんなこと    ねこばらに!  ねこがプディングを食べてしまった、  たかがそれだけの話だのに。       Ⅱ  ねこが日傘をさして歩いていた、  ほんとうの話です。  それだけの話です。  それだけの話なのだけれど、  ひとは昂奮し、大声で喚いた。    信じられない、そんなこと    ねこばらに!  ねこが日傘をさして歩いていた、  たかがそれだけの話だのに。       Ⅲ  ねこがめでたく犬とむすばれた、  ほんとうの話です。  それだけの話です。  それだけの話なのだけれど、  ひとは混乱し、大声で喚いた。    ありえない、そんなこと    ねこばらに!  ねこがめでたく犬とむすばれた、  たかがそれだけの話だのに。       Ⅳ  ねこがミァウミァウ西班牙(スペイン)語で鳴いた  ほんとうの話です。  それだけの話です。  それだけの話なのだけれど、  ひとは愕き、大声で喚いた。    できるわけがない、そんなこと    ねこばらに!  ねこがニャアニャア日本語で鳴いた、  たかがそれだけの話だのに。       Ⅴ  理解できない出来事にひとは怯える  ほんとうの話です。  それだけの話です。  それだけの話なのだけれど、  ねこは呆れて、犬に囁いた、    なんてつまらない生きもの    なんておかしな人間!  理解できない出来事にひとは怯える。  たかがそれだけで喚きはじめる。      「ラブレター」    何の言葉も書かれていない。  宛名と差出人の名と消印、  ただそれだけだ。    異国の街からの一枚の絵ハガキ。  小立ちの中の朝の光り、  尖塔と走る犬。  あとは何も書かれていない。  ただ沈黙だけが  そこにくっきりと書かれている。  他の誰も書くことができない  言葉にならない言葉、それは  きみしか読むことができない。      「ことば」    草をみれば、    草というだけだ。    ことばは、    表現ではない。    この世の本のなかには    空白のページがある。    何も書かれていない    無名のページ。    春の水辺。夏の道。    秋の雲。冬の小立。    ことばが静かに    そこにひろがっている。    日差しが静かに    そこにひろがっている。    何もない。    何も隠されていない。  あべ弘士さん(絵本作家)によるイラストが46点、詩を飾っています。  『世界ときみとわたしと言葉の本質を、生と死を、深く鮮やかに斬り結ぶ珠玉の詩集』と、紹介されています。  伸び伸びとした、自由な旋律に心が揺さぶられますね(=゚ω゚=)   

Posted by ブクログ

2022/01/15

読みやすかった。構えずとも、ふっと情景に連れ出して記憶を思い起こしてくれるような言葉だなあと思った。それでいて油断すると煙に巻かれる。 「ひとはねこを理解できない」「ファーブルさん」「梅干しのつくりかた」が特に好き。『食卓一期一会』からの詩はどれも好き、レシピのなかで詩を語る。

Posted by ブクログ

2016/12/10

なんとなく元気が出ないので、きれいな言葉を感じたいと選んだ詩集です。とても良いひとときでした。温かくておおらかで優しい。自己嫌悪で尖っていた心が少しまるく削れました。わたしもおおらかになりたい。優しい人になりたいです。

Posted by ブクログ

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