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デイヴィッド・コパフィールド(5) 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2003/03/17 |
| JAN | 9784003222850 |
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デイヴィッド・コパフィールド(5)
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商品レビュー
4.1
14件のお客様レビュー
紆余曲折を経て、デイ…
紆余曲折を経て、デイヴィッドはいつも優しく自分を見守ってくれていたアグネスへの愛に気づき…。
文庫OFF
五分冊の最終巻、遂に読了。 モーム選の世界十大小説のひとつ。(読むのは、カラマーゾフの兄弟、戦争と平和、ゴリオ爺さん、赤と黒、自負と偏見、嵐が丘、に続いて7作目) 発表は大英帝国の絶頂期であるヴィクトリア朝中期の1850年。登場人物の大半は中産階級と労働者階級で、いろんな社会...
五分冊の最終巻、遂に読了。 モーム選の世界十大小説のひとつ。(読むのは、カラマーゾフの兄弟、戦争と平和、ゴリオ爺さん、赤と黒、自負と偏見、嵐が丘、に続いて7作目) 発表は大英帝国の絶頂期であるヴィクトリア朝中期の1850年。登場人物の大半は中産階級と労働者階級で、いろんな社会問題を孕みながらも社会全体は活気に満ち、一敗(あるいはミコーバーのように数敗)地に塗れても、インドやオーストラリアのような植民地での再興に賭ける機会があり、当時のイギリス人の冒険心は、主人公デイヴィッドに限らない一般的な性向なのだなと思った。日本で言うと大正期の満州移住とか、戦後の高度成長期のような明るさと似ているだろうか。 ドーラが病死したあと、デイヴィッドが最終的にアグネスと結婚するまで、大陸での3年の執筆生活とか、苦悩の日々に筆を割いてはあるものの、どうしても「変わり身の早さ」を感じずにはいられない。また、アグネスとデイヴィッドがそれぞれ相手に告らせようと腐心する場面はとてもまどろっこしいが、下手を打って今の「まんざら悪くない関係」を失うのが怖い、という感覚は非常によく分かる。この辺りの機微は、200年近く経ってもあまり変わらないのかもしれない。 結局、スティアフォースは駆け落ち騒動の顛末について自ら語ることなく溺死してしまった。エミリーも多くを語らない。 一冊目を読み終えた時点では、主人公はいつの時点から回想しているのか?という点が宙ぶらりんだったが、答えは、売れっ子作家になって10数年後、アグネスと結婚して10年後、だった。 いろんな登場人物が登場して、それぞれ味わい深いが、ベストは主人公の大伯母のベッツィ・トロットウッド、ワーストはウィックフィールド事務所の旧使用人途中共同経営者最終的には無期懲役服役囚のユライア・ヒープ。ヒープの悪党ぶり、特にマインドコントローラーぶりは、「嵐が丘」のヒースクリフとよく似ていると思った。(情熱と冷静の違いはあっても) ベッツィ・トロットウッドは、女性でありながら、もっとも「男らしい」というかきっぷの良さが清々しい。 アグネスとデイヴィッドの間の三人の娘の名が、上から、アグネス、ベッツィ・トロットウッド、ドーラ、というのが、なかなかよい。エミリーは入ってこないんだな。
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※このレビューにはネタバレを含みます
(2024/06/22 4.5h) デイヴィッド・コパフィールドシリーズ読了。 伯母さんの変貌ぶりが面白い。 全5巻にわたるストーリーが半ば無理やりながらも大団円に締めくくられて良かった。 初期の明るい作風から後期の暗い作風に移ろう転換期の作品と解説されている。まさにそんな感じ。 登場人物たちがデフォルメされていても緩和しきれないくらいのヘビーさが物語に漂っている。 暗さ6 割で、少し暗さの比重が大きめ。 いちばん好きな登場人物はドーラと伯母さんだった。
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