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ギリシア・ローマ名言集 岩波文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2003/02/15 |
JAN | 9784003212318 |
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ギリシア・ローマ名言集
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ギリシア・ローマ名言集
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商品レビュー
3.6
20件のお客様レビュー
すごいです!!まさに…
すごいです!!まさに名言!!・・・もともとそう書いてあるけど・・・、ためになります!!
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この手のものはたまに読みたくなるのですが、ギリシアであれローマであれユダヤであれ中国であれ日本であれ、まぁ書いてあることは大体似通ったものなんです。当たり前ですけど。 ただ私のような真性パッパラパーは大事な事ほどすぐ忘れるので、こうして定期的に各時代各地域の名言に触れて軌道修正を...
この手のものはたまに読みたくなるのですが、ギリシアであれローマであれユダヤであれ中国であれ日本であれ、まぁ書いてあることは大体似通ったものなんです。当たり前ですけど。 ただ私のような真性パッパラパーは大事な事ほどすぐ忘れるので、こうして定期的に各時代各地域の名言に触れて軌道修正を試みるというわけですね。 さて。 どれもまぁかっこいいんですがキリがないので2025年1月現在の私にとってのベスト5をここに。 1 「すべての死者に王となって君臨するよりは、地上にあってどこかの土地の割り当ても受けぬ貧しい者に日雇いとして使われたい」 (ホメロス、オデュッセイア、アキレウスの亡霊) 生前は名誉のためなら命を惜しまぬ勇者アキレウスのセリフってのがまたいいですね。 日本語だと「死んで花見が咲くものか」とかでしようか。全ては生きていてこそ。この世は生と死があるのではなく、生しかない。あとはただの無。 2 「どれほど奢った野辺の送りをしたとて、死んだものにはさほど役に立つものでもあるまい、所詮は生き残った者の空しい見栄にすぎぬのであるから」 (エウリピデス、トロイアの女) 私はバカの上に幼稚なので、人の死に対して「金儲け」や「評判儲け」をしようとする人達があまり好きではありません。豪華な葬式は親族の悲しみよりも葬儀会社によるプロの、手慣れた装飾が気になってしまいますし、また、葬儀場を埋め尽くす花々と送り主の看板もパチンコ屋の開店祝いを脱色したような感覚になり興醒めです。(私が幼稚なだけで葬儀会社や死を悼み大きな大きな花を送る心優しい方々は悪くありません。それで家族の気が紛れることもあるかもですしね。) ただ。本人が好きだった◯◯をとか、感動的な(まるで芝居のような)弔辞とか、センス溢れる祭壇にめちゃくちゃ写りのいい遺影とか。なんかね。 やはりどれもこれもちょっとアレかな。 そのエナジーを生きてる時に注いでましたかね? 他の誰も見ないとしても同じことしますかね? と。 究極はまさにこの名言で、いくら頑張っても相手死んでるから。みたいな。 全ては生きていてこそ。「絶対」といえることなんてそうそうない世の中で、自分も相手も誰も彼も死ぬべき生き物(しかも数十年)であることは絶対であるのだから、大事と思うならば死を意識して大事に扱いたいものですね。 3 「一文無しの旅人は道中で追い剥ぎを相手に歌のひとつも歌えよう」 (ユウェナリス、風刺詩) 神様どうか金持ちにしてくださいとか言うな、お前は貧乏ならばこその気楽さを忘れたのか という意味らしい。 まぁ生活を変える必要はないですが、財産にしろ進学にしろ出世にしろ美貌にしろ何にしろ、何かを欲したり何かを失うことを恐れたりする場合は「まぁそうは言ってもイーロンマスクから見たらゴミにもならない金額だしな」とか「ハーバード医学部からすれば生きてるのが不思議なほどの低学歴だしな」とか「ブラッドピットからすればちんちくりんの黄色人種っていう時点でよく自殺しないなって感心されてるだろうしな」と視点をずらして気を楽にすることは出来ますよね。その上で神様にお願いするっていうか。いないけど。どこにも。神様なんて。(但し鬼と悪魔と地獄はある) 4 「幸運の女神は強者を助ける」 (テレンティウス、ポルミオ) 類似例に「祈ってるだけで何にもしない奴を幸運の女神は助けない」ってのがあるらしいですが、こっちの方が簡潔で救いがなくていいですね。 5 「多読より精読すべきだと言われている」 (小プリニウス、書簡集) うっ、ぬぐぐぐぐ。 多読をする集中力も継続力もなれけば精読をする脳みそもセンスもないワタシ。読んでる側から内容を忘れる。どんな名言も身に付かず読書はただの暇つぶし、人生の浪費にしかなってない。 とほほ。 でも人生のすべてのイベントは単に「自らがいつか必ず死ぬということを一瞬でも忘れるためのから騒ぎ」だし、世の中のすべては「幻想」だし、子供だ孫だと言ったところで自分が他人の思い出に参加できるのはたかだか1-2世代、誰かが死んだ、あんな若くして死ぬなんて、自分より先だなんてと嘆いても、まるで1日で死んでしまうウスバカゲロウが数時間先に死んだ仲間を嘆き悲しむかのような。 人生とは虚しさなのだ。 どうせ何をしたところでマックス数十年で終わる命。しかも目に見えるものは全て幻。 私が精読しようがしまいが、大して違いはないのだから気にしないでおこう。 (パーにはパーの生き方がある)
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この本を通して出典元の作品や作者に興味をもてた。いくつもページをおったり、書き込んだりした。例えば、「財産は、賢者にあっては奴隷の地位にあるが、愚者にあっては支配者の地位にある。 セネカ『幸福な生活について』」だ。
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