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流血の夏
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 大日本絵画 |
発売年月日 | 1999/07/01 |
JAN | 9784499227025 |
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商品レビュー
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1944年6月。夜が訪れることのない北欧の夏。フランス、ノルマンディの海岸に連合軍が上陸したわずか3日後、フィンランド南部カレリヤ地峡にはロシア軍の大軍が集結、瞬く間に国境を越えてくる。おびただしい数の航空機と砲兵に支援されたロシア軍による首都ヘルシンキ、南部フィンランド全域の占...
1944年6月。夜が訪れることのない北欧の夏。フランス、ノルマンディの海岸に連合軍が上陸したわずか3日後、フィンランド南部カレリヤ地峡にはロシア軍の大軍が集結、瞬く間に国境を越えてくる。おびただしい数の航空機と砲兵に支援されたロシア軍による首都ヘルシンキ、南部フィンランド全域の占領も間近と思われたその時、全予備兵力を結集したフィンランド軍の大反撃が始まった――。ソ連とドイツ。大国に挟まれた小国の、独立を守るための死闘の記録。 1941年6月に勃発した4年にわたる継承戦争でこうむった人的損害は約21万名。うち戦死者は約6万名。 字通り自らを盾に死力を尽くして戦い、ソ連兵の国土への侵入を許さず、国民を守ったフィンランド軍将兵の血で贖われた国家の独立。それは、これほどの犠牲に値するものか? 答えは戦わずして屈したバルト三国の悲劇を鑑見るとよい。
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日本語で読める数少ないソ連・フィンランド戦争の本の一つ。継続戦争中の最終盤を主に扱ったものであり、戦争全体に対する叙述ではない。前作、『雪中の奇跡』と異なり、参考文献のリストも添付されている。
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再び剣を交えることになったフィンランドとソ連。頼みの綱のドイツはソ連に押しまくられ、今度こそフィンランドはソ連に飲み込まれるかと思われたが…。
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