1,800円以上の注文で送料無料

受城異聞記 文春文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

受城異聞記 文春文庫

池宮彰一郎(著者)

追加する に追加する

受城異聞記 文春文庫

定価 ¥492

110 定価より382円(77%)おトク

獲得ポイント1P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

9/24(火)~9/29(日)

商品詳細

内容紹介 内容:受城異聞記. 絶塵の将. おれも、おまえも. 割を食う. けだもの
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1999/09/09
JAN 9784167632014

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

9/24(火)~9/29(日)

受城異聞記

¥110

商品レビュー

2.5

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/05/20

「受城異聞記」「絶塵の将」「おれも、おまえも」「割を食う」「けだもの」 5編の小説からなる。  一番最初と最後がが一番小説らしい。 ①江戸中期加賀前田藩の支藩大聖寺藩に幕命として郡上藩が起こした宝暦郡上事件の後始末のため高山陣屋を接収しなければならなかった。それは地理的にまるで...

「受城異聞記」「絶塵の将」「おれも、おまえも」「割を食う」「けだもの」 5編の小説からなる。  一番最初と最後がが一番小説らしい。 ①江戸中期加賀前田藩の支藩大聖寺藩に幕命として郡上藩が起こした宝暦郡上事件の後始末のため高山陣屋を接収しなければならなかった。それは地理的にまるで無謀に等しい行為であったが生駒弥八郎以下二十四名は藩の命運を担って冬季北アルプスを越えようとする。冒険的要素と現代でも難しい登攀を行ったのだ。 ②町奉行所の捜査の手違いにより下手人がわかっていながら無罪の多賀作之進は打ち首となってしまう。法というものが幕府の威信のためにねじ曲げられた。三刀谷孝吉(隠密廻り同心)は本当の下手人をあげるため、自らの正義のため役目を捨てる。そして法の裏をかき本当の下手人を牢に入れたのだ。 どちらも読み応えがある。①は感動、②は感心した。

Posted by ブクログ

2018/04/15

読みやすい短編集なのだけど、最後に入っている一番長い「けだもの」が問題ありだった。 面白い話なのだけど、後半から暴走していた。ドラマとして盛り上げるべく内部の設定で暴走してしまって読者が置いて行かれた感がある。 「前半はぐいぐい引っ張られるのに、後半で置いてきぼりを食らった。つい...

読みやすい短編集なのだけど、最後に入っている一番長い「けだもの」が問題ありだった。 面白い話なのだけど、後半から暴走していた。ドラマとして盛り上げるべく内部の設定で暴走してしまって読者が置いて行かれた感がある。 「前半はぐいぐい引っ張られるのに、後半で置いてきぼりを食らった。ついていけなくなったというよりも作者の背伸びになんか白けた。」というあたりで、湊かなえの「告白」や韓国映画の「シルミド」に似ていた。池宮彰一郎も映画シナリオ出身だから、そのころの癖が出たのかな。

Posted by ブクログ

2011/05/18

内容(「BOOK」データベースより) 加賀前田の支藩、大聖寺七万石に下された非情の幕命。厳冬の北アルプスを越えて高山陣屋と故城の接収に向かった生駒弥八郎以下二十四名の運命は…。表題作ほか、勇将福島正則の一代記「絶塵の将」、お役目も家も捨て狡猾きわまる悪党を追う同心の執念を描く「け...

内容(「BOOK」データベースより) 加賀前田の支藩、大聖寺七万石に下された非情の幕命。厳冬の北アルプスを越えて高山陣屋と故城の接収に向かった生駒弥八郎以下二十四名の運命は…。表題作ほか、勇将福島正則の一代記「絶塵の将」、お役目も家も捨て狡猾きわまる悪党を追う同心の執念を描く「けだもの」など全五篇を収録した珠玉の短篇集。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品