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ゼロの誘い ハヤカワ・ミステリ文庫
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ゼロの誘い ハヤカワ・ミステリ文庫

アンドリュー・ヴァクス(著者), 佐々田雅子(訳者)

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ゼロの誘い ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1999/11/15
JAN 9784150796082

ゼロの誘い

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2015/02/12

シリーズ6作目の「サクリファイス」にて、子供を助けられなかったバークは悲しみから立上れないでいた。 死と生の境界線のことを彼は「ゼロの地点」と読んでいます。 その地点は死んでいく者にしか見ることができない境界線なのです。 危うくバーク自身が自らその地点を見よう(?)とする場面もあ...

シリーズ6作目の「サクリファイス」にて、子供を助けられなかったバークは悲しみから立上れないでいた。 死と生の境界線のことを彼は「ゼロの地点」と読んでいます。 その地点は死んでいく者にしか見ることができない境界線なのです。 危うくバーク自身が自らその地点を見よう(?)とする場面もあり、内心ヒヤリとしました。 バークにはもっともっと活躍して、辛い人生を歩まされている子供たちを救って欲しいですもの。 第二部開始ということで、今回も病んでいる社会にメスを入れます。 それも虐待されている子供たちの世界の一部に。 それは読んでいて本当に苦しくなるくらいひどい世界です。 そしてされてもどうしようにもできない子供たち。 哀れというか、加害者は死刑になるべきだわ!と本当に憤りを感じます。 一般に虐待を受けた子供は、未来に同じ虐待の加害者となると言われています。 じゃあ、どこでその悪を根絶することができるのでしょう。 それは自分自身が強くならないといけないのでしょうね、きっと。 全ての子供たちに明るい未来があるといいのに。 何はともあれ、立ち直ったバーク。 バークをフォローする仲間たちも健在で、バークが戻ってきたことに喜んでいます。 決してクリーンな解決法とは言いがたいのですが、それでも虐待という悪にとことん滅ぼしてほしいです。 がんばれ~バーク!

Posted by ブクログ

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