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あの金で何が買えたか バブル・ファンタジー
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あの金で何が買えたか バブル・ファンタジー

村上龍(著者), はまのゆか

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あの金で何が買えたか バブル・ファンタジー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館/
発売年月日 1999/08/10
JAN 9784093793926

あの金で何が買えたか

¥110

商品レビュー

3.4

9件のお客様レビュー

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2016/10/24

1999年、初版発行。おなじみの村上龍とはまのゆか。 バブル崩壊によって発生した不良債権や公的資金、新聞やテレビで報道される数千億円、数兆円という金額は平常の感覚では想像できない。本書はこれまでに投入された公的資金を使うと、具体的にはどんなことができたのかをより実感できる形で読者...

1999年、初版発行。おなじみの村上龍とはまのゆか。 バブル崩壊によって発生した不良債権や公的資金、新聞やテレビで報道される数千億円、数兆円という金額は平常の感覚では想像できない。本書はこれまでに投入された公的資金を使うと、具体的にはどんなことができたのかをより実感できる形で読者に示した絵本である。 例えば中央信託銀行へ投入された公的資金(1,500億円)で、アップル社の買収とシベリアのトラを50年間保護できる、もしくはさくら銀行へ投入された公的資金(8,000億円)でワシントンポストとシカゴブルズが買収できるなどといった事例が並んでいる。 いかにつまらんことにこの国は金を使っているかという、著者特有の皮肉もあるだろうが、本書の第一義は世の中の無駄遣いにどれだけの価値があるかを知ることとある。なぜ一つの銀行や民間企業を救済するために公的資金が投入されるのか、そもそも公的資金ってなんなのか、色々な疑問が生まれる。 10年以上前の書籍だが東京オリンピックの巨額予算を前に、にわかに再読されているようだ。なにも生み出さなかったもんじゅの総関連費用は1兆2000億円らしい。改訂版希望。

Posted by ブクログ

2013/01/03

20世紀末ロールスロイス社が950億円で売却されたそうだ。著者は1000億円に満たない額でロールスロイス社の全てが買えるという事実を知り、それではバブル後に金融機関の救済に投入された数十兆円という天文学的な金額で何が買えたのかを紹介する事で、私達にその金額のすごさと言うものを身近...

20世紀末ロールスロイス社が950億円で売却されたそうだ。著者は1000億円に満たない額でロールスロイス社の全てが買えるという事実を知り、それではバブル後に金融機関の救済に投入された数十兆円という天文学的な金額で何が買えたのかを紹介する事で、私達にその金額のすごさと言うものを身近に想像させてくれた。そしてその責任者達が刑事罰にも問われる事もなくいるという事も指摘している。そしてもし巨悪が存在するとしたら、彼らに一番の脅威となるのは、大衆が事実を「知る」という事だと述べている。是非お勧めしたい絵本だ。

Posted by ブクログ

2011/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

単身赴任の中、自宅の断捨離対象になった。 学生時代から村上龍にはまっていた。 内容はほとんど覚えていない。 記憶力の頼りなさを感じさせられる。断捨離。 111009

Posted by ブクログ

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