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法月綸太郎の新冒険 講談社ノベルス
定価 ¥968
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1999/05/05 |
JAN | 9784061820654 |
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法月綸太郎の新冒険
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法月綸太郎の新冒険
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
本格ミステリベスト1…
本格ミステリベスト10で1位を獲得した短編集。本格ミステリ初心者もきっとはまること必至。
文庫OFF
※2007/1/10のblogより転載 法月先生の作品は「法月綸太郎の冒険」以来の2作品目。 長編作品を読みたいと思いながらも、貧乏人は古本・中古本専門なのでBOOK OFFの入荷状況次第(^^; 田舎なもので、いつでも欲しい作品が手に入るわけでもなく・・・・・・ とう...
※2007/1/10のblogより転載 法月先生の作品は「法月綸太郎の冒険」以来の2作品目。 長編作品を読みたいと思いながらも、貧乏人は古本・中古本専門なのでBOOK OFFの入荷状況次第(^^; 田舎なもので、いつでも欲しい作品が手に入るわけでもなく・・・・・・ とういことで、再び短編集を。 「背信の交点(シザース・クロッシング)」 法月(主人公:作者と同姓同名)は沢田穂波と取材の帰り道、特急列車の前列の客が謎の死を遂げる場面に出くわす。 同時間、愛人関係にある女性も亡くなっていた。その場所は、ホームを挟んだ逆方向の特急列車の中だった。 法月先生版トラベルミステリ。 松本清張先生の「点と線」を彷彿させる、列車を使ったトリックは、他のトラベル系とは一線を画しています。 「世界の神秘を解く男」 オカルト番組に携わることになった法月は、ロケ先で、出演者の心理学を専攻する教授が死亡する事故に遭遇する。 ポルターガイスト現象が起こる家で起きた、不可解な事故。 原因は、まさにそのポルターガイストによるものだと、現場では推測するが、、、 オカルトに対する蘊蓄が、けっこうな量書かれています。 が、それが直接犯行推理に関わるわけでも無く。ちょっとダレます。 「身投げ女のブルース」 葛城警部は、情報提供者に合いに行く途中、偶然にも自殺志願者を保護する。 自殺の理由は、殺人を犯したからだと。 先生曰く、「アンフェアすれすれ」の作品。 推理小説におけるアンフェアとは、、、 まあ、この手の作品の手法としては、常にアンフェアの線引きで、受け止め方が違ってきますね。 わたしは、、、気持ちよく騙されるので、アリなんでしょう(笑) 「現場から生中継」 世間を震撼させた凶悪事件の犯人が、逮捕された。 所割署前では、TVニュースの生中継が行われていた。 別の殺人事件の容疑者は、殺害時間に、自分はその生中継の場所にいたと主張。アリバイがあるとの姿勢を、崩さない。 アリバイ崩しが主題でありますが、アリバイに使われる凶悪事件が、神戸の事件をモデルにしているようで、そこが胸糞悪くて、なんからしくないな、、、と。 関係のない所で、感情的になってしまい、ストーリーに入ることが出来ない作品となりました。 「リターン・ザ・ギフト」 ホステスの部屋に押し入った殺人未遂事件。 容疑者の男は、交換殺人を持ちかけられたと供述する。 男が要求した殺害相手は、妻。実際にその妻は、殺されていた。 うーん。ちょっとしつこい(w 謎解きの流れが、複雑で、いちいち戻って確認するのが面倒くさくなるレベルでしたねぇ。 ロジカルなのですが、ダルダルになって来ちゃったと感じたので、もっとこうシュッと切り捨てて欲しかったですね。
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身投げ女のブルースと電車の心中のお話が好きでした。電車の方は登場人物のお名前が他人事じゃなかったので特に。 短編なのでサクサク読めるし、短い中におぉ!と思う瞬間があるのはすごいとおもうんだけど、やはり長編でがっつり謎と対峙して、さまざまな伏線を回収した後に訪れる結末に恍惚とした...
身投げ女のブルースと電車の心中のお話が好きでした。電車の方は登場人物のお名前が他人事じゃなかったので特に。 短編なのでサクサク読めるし、短い中におぉ!と思う瞬間があるのはすごいとおもうんだけど、やはり長編でがっつり謎と対峙して、さまざまな伏線を回収した後に訪れる結末に恍惚としたい。というのが本音です。 はやく短編ゾーンぬけるぞー。
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