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海辺の家
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みすず書房 |
| 発売年月日 | 1999/10/25 |
| JAN | 9784622045113 |
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海辺の家
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
メイ・サートンの日記は全部読んでいるつもりだったんだけど、一冊抜けていたのに気づいたので読んでみた。サートン62歳、ネルソンから引っ越して海辺の家に引っ越してきた後の話。壮大な海と光、木々や花々の織り成すうつくしい風景に感銘を受けながらも、ふとそれを分かち合う恋人の不在に気付いて失恋の傷口が開いてしまう。老いてボケている昔の恋人ジュディと共に過ごす時間はあれど、もう楽しい会話や思い出を共有することはできない。さらには年上の友達を相次いで亡くし、寂しさ、不安に不安定になるサートンの姿がある。それでもサートンの自然に対する繊細な感性と友人に対する愛情深く、洞察力に優れたまなざしには心が安らいだ。 サートンがフェミニズムについて書いている箇所があるのだが、 「あれかこれかではない。女性対男性ではありえない。それは女性が男性とともにあるいは単独で、真実の自己を発見するのでなくてはならないが、男性に逆らうことによってではない」 とあっていいなと思った。ともすればとにかく男性をこき下ろす風潮があって私はフェミニズムが好きではないが、1974年にすでにサートンがそんな風に書いてくれていることに感銘を受けた。ヴァージニア・ウルフもそんなことを書いていた気がするが…。今も昔も、人類の思想は対して進歩はないのかもしれないと、あらためて思う。
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もし、この家に子どもが居たら、寄り添う一対の人がいたら。 目の前の景色は違って見えるのだろうか。 すぐに頭の中に入って理解できる言葉と、スルーしてしまう語句があった。叙情的で美しい花々の描写は素晴らしい。 女性作家の本は私にとって難しい。
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