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前日島
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
| 発売年月日 | 1999/06/01 |
| JAN | 9784163185002 |

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商品レビュー
3.5
8件のお客様レビュー
ウンベルト・エーコの作品は読むのに気合いがいる。が、一度読み始めると、その知の洪水に揉まれながら、時々さらりと流したり、脳内舞台俳優になって台詞調で読んだり、小説を楽しむことができる。やはりウンベルト・エーコは面白い。
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随分に前に初めの何章かを読んでから積みっぱなしにして埃がかぶっていた。たぶんあのときは、ロベルトと筆者が開いた世界に飛び込むだけの精神がなかったから、読めなかったんだと思う。 過去の回想から現在が結び付けられ、科学が目指す実証の世界から形而上学へ帰る。「今日」此岸は「昨日」という...
随分に前に初めの何章かを読んでから積みっぱなしにして埃がかぶっていた。たぶんあのときは、ロベルトと筆者が開いた世界に飛び込むだけの精神がなかったから、読めなかったんだと思う。 過去の回想から現在が結び付けられ、科学が目指す実証の世界から形而上学へ帰る。「今日」此岸は「昨日」という彼岸と結び付き、「明日」へと続く。 このとき注意しなければならないのは、「時間」という考えだ。ここでいう時間とは、時計で測れる時間ではない。過去とは、現在ではない、すでに起きたこと。したがって、過去そのものを考えることはできない。ところが、過去というものは、現在がなければ過去になりえない。現在という視点によってこそ過去は存在できるのだ。この日付変更線の向こう側に存在する「島」はそういう逆説的な存在なのだ。 そんな逆説的な存在を前にして考えるひと、ロベルト。ロベルトを通じて考える筆者といってもいい。ロベルトのことばを借りて筆者が語っていると言っていい。そのロベルトのことばもまた、たくさんの精神の上になりたっている。もう、誰が語っているかは問題ではなく、ことばがひとを借りてしゃべっている。あとがきで筆者は「重ね書き」でしか書くことができない、と言ったが、この重ね書きは記号の上塗りではなく、記号が記号を語るという端的な事実に他ならない。書簡体のようで書簡体でない、だれのことばでもなく、ことばを語るという行為。この行為によってこそ、現実と虚構の境界がゆらぐ、まさに日付変更線なのだ。 世界は無限か、神とはいかなるものか、そんな問いが無意味なものへと変わる。どういうわけか、われわれ人間は神ということばや無限ということばを持ってしまっている。この時代の科学は劣っているとか、こんなことありえないと一笑する人間がいるとするなら、その優れた現代の科学とやらで、ロベルトと同じ事を考えてみるがいい。科学なんぞでは決して辿りつけない場所を知るはずだ。ひとという生き物が、存在の不思議を考えていくと、もうそこは宇宙のようにただっぴろい真空へ突き抜けてしまうのだ。ことばへの驚きと敬意を忘れない筆者が文学の力を借りて書くのは、この存在の不思議を知りたくて考え続けているからだ。 だが、ダフネの上でロベルトは大事なことをひとつ見落としている。考える石を前にして、島を前にして、なぜ、彼はこう問わなかったのだろう。「どうして僕はこちら側なのだ」と。ひとは自分というところからしか考えることができない。石が考えているとはどういうことなのか。どんなにあがいても、ひとは自分というまなざしを通してしか考えることができない。日付変更線上で昨日と今日を漂うとあるが、自分というこの存在は、時間というものに対して独立しているのだ。先にあるのは神か物かという問いではなく、はじめに光あれと言ったそれを見ていたのは一体誰なのか、これこそが、はじまりなのではないのか? エーコ先生はまだご存命だということなので、今後の著作できっと探究なさるはずだ。存在の探究をしつづける生きた精神のひとのことば、いつかそれが形となって手に取れる日を待ち望む。
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密命帯びて出た航海で遭難し入江にあった無人の船に流れ着いた主人公、入江のある島はちょうど日付変更線にあって入江を渡ると昨日に行ける…。 バロック時代の遭難者の手記を元に後代の人間が構成する、といった態の物語なのだけど、時代が行き来するうえに作中作も交差し、更に作者特有のレトリック...
密命帯びて出た航海で遭難し入江にあった無人の船に流れ着いた主人公、入江のある島はちょうど日付変更線にあって入江を渡ると昨日に行ける…。 バロック時代の遭難者の手記を元に後代の人間が構成する、といった態の物語なのだけど、時代が行き来するうえに作中作も交差し、更に作者特有のレトリックとか比喩が散りばめられてて…抜群に読みにくくて疲れました…
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