人を動かす 新装版

デール・カーネギー(著者), 山口博(訳者)

• 内容紹介: 自己啓発本の原点となったデール・カーネギーの名著。本書は、社会人として持つべき心構えを興味深い実例をもって説得力豊かに説き明かす。世界的ロングセラー。
• 販売会社／発売会社: 創元社
• 発売年月日: 1999/10/23
• JAN: 9784422100517

商品レビュー

2009/12/16

折に触れ読み返したい

[yoko]

生きていく上で指標となるような本。あらゆるコミュニケーション（ビジネスは勿論、夫婦、親子、友人など）について、興味深いエピソードを交えながら、いくつもの原則としてまとめられている。折に触れ、読み返したい。

2025/04/16

人を動かすための様々な原則と、それを根拠づけるかのような著名(？)な人のエピソードをセットで語る内容。書いてあることは果たして本当の話か？同じことをしたとして同じ結果になるのか？と思う内容も多々ある。書いてあることを全て鵜呑みにするほど私自身は素直ではないものの、いくつかは実践してみようと思わせるものもある。
しかし読み進めていくと、なんだか汚いやり口の指南書のようにも思えてくる。逆に自分自身がこうした手口を使ってくる輩に騙されないように気をつけようと思えた。

2025/04/14

世界で1500万部以上、日本でも500万部以上を売り上げた、人間関係についての古典のような位置付けになっている一冊。

1937年発売と今から80年以上も前の本ながら今なお読み継がれる、ロングセラー。

PART1 人を動かす三原則

PART2 人に好かれる六原則

PART3 人を説得する十二原則

PART4 人を変える九原則

以上の合計30の原則に沿って、様々な人物のエピソードをもとに、人間関係についての原理原則が記されている。

30というと多い印象を持つが、以下の3つに大分できると考える。

1.相手を批判せず、賞賛する

2.相手の立場に身を置く

3.相手に関心を寄せる

本書にある原則は、「言われてもみればたしかにそうだよね」という、言ってしまえば、当たり前のことが多くある。

しかし、80年以上もこの本が読まれているということは、それだけその「当たり前」が難しいということだと思う。

人が生きていく上で、他人との関わりは避けて通れず、それによる悩みを抱えることは誰しも一度はある。

この本を読んで、改めて人と接することへの意識を正され、そして周りの人に思いやりと感謝を持って接していこうと思えた。

この本にあることを今日から少しずつでも実践し、人生を豊かにしていきたい。