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君の鳥は歌を歌える
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | マガジンハウス/ |
発売年月日 | 1999/10/21 |
JAN | 9784838711574 |
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君の鳥は歌を歌える
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
歌人、枡野浩一さんのエッセイ。雑誌連載の書籍化らしい。だいたい一九九七~九九年ごろの文章で、こんなこと思うの自分でも意外だけれど、平成の香りがした。私はその頃中学生くらいで、当時話題になっていたようなこと、例えばO-157、オウム真理教、女子高生の援助交際、『バトル・ロワイヤル...
歌人、枡野浩一さんのエッセイ。雑誌連載の書籍化らしい。だいたい一九九七~九九年ごろの文章で、こんなこと思うの自分でも意外だけれど、平成の香りがした。私はその頃中学生くらいで、当時話題になっていたようなこと、例えばO-157、オウム真理教、女子高生の援助交際、『バトル・ロワイヤル』、ブリグリ、銀色夏生、ほぼ日、星新一の死など、覚えてはいるがそれに対する批評を読むようなことは当時しなかったような物事について当時の声として語られているのを読むのが、あのときある大人はこういうことを言っていたのか、と新鮮だった。また、なんとなくノリも平成っぽい気がする。自由を謳歌している感じというのかな…うまく言えないけど。 雑誌連載としての企画が、いろんなものを「短歌化」するという試みで、映画や芝居や小説やエッセイなどの一作品を取り上げ、紹介し、短歌にするということをしている。益田ミリさんの川柳の短歌化、俵万智さんの短歌の短歌化、という挑戦的な回もある。面白い企画だし作品紹介としても楽しんだが、短歌化の方はどうなんだろう…?短歌を味わうためなら、ふつうに枡野さんの作品集をまずは読むべきだった。たまに引用される自作品の方がやはり気になったので、それはまた別の機会に。 ・漫画のセリフはいまもっとも読まれている詩ではないかとの指摘、確かにそうかもと納得してしまった。 ・銀色夏生読んでた…懐かしい。流行っていたのかどうかも知らずに読んでた。男か女か疑問に思いながら読んでた。時を超えて思いがけず第三者の評価に出会いめまい。
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映画や歌や演劇などなどを短歌化する、というもの。結局枡野さんが好きなもののエッセイ。短歌化も、結局セリフのひとつをちょっと変えたものだったりで、これを短歌化と言っていいものか。普通にエッセイで良かったんじゃないかと思う。でも、紹介されていた本や漫画は読みたいと思った。つーか、それを知らないとついていけないというか。
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小説、詩、舞台、映画の短歌を作るというスタイルで批評。 最近枡野浩一にはまって、いろいろこの人の本を読んでいるけど、 とにかく枡野さんは自信家だな。 日本一の特殊歌人と自称している彼は 大胆にも俵万智の歌まで添削指導。 とにかくなんだかはらはらとさせられました。 しかし、...
小説、詩、舞台、映画の短歌を作るというスタイルで批評。 最近枡野浩一にはまって、いろいろこの人の本を読んでいるけど、 とにかく枡野さんは自信家だな。 日本一の特殊歌人と自称している彼は 大胆にも俵万智の歌まで添削指導。 とにかくなんだかはらはらとさせられました。 しかし、愛猫さくらももこのエピソードはなかなか泣かせる。
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