ベトナム戦争 アメリカはなぜ勝てなかったか

三野正洋(著者)

• 販売会社／発売会社: ワック/
• 発売年月日: 1999/05/26
• JAN: 9784898310113

商品レビュー

2018/10/05

ベトナム戦争のアメリカの敗因はいろいろ語られているが、それを整理して一覧にした本。なので、中身が無いわけではないが、どこかで聞いたような話が並ぶ。一つ一つの掘り下げは浅い。いやそういう意図の本だから悪いわけではないのだけどさ。でもそういう意図の本は参照文献を明示すべきじゃないかな。トンデモはないんだけど、「これ根拠あるの？」って読みながらドキドキしてしまう。

2008/07/08

陸軍―５０万の兵員と３０００機のヘリ、海軍―強力な大型空母群と戦艦、空軍―B５２と２０００機の戦闘爆撃機、海兵隊―現有兵力の三分の一を投入しながら、史上最強の国家・アメリカは敗れた…。２０世紀最大の謎。 アメリカはインドシナ戦争を学ばなかったのか；戦略村構想の光と影；ゲリラ／不正規戦に対する知識不足；南ベトナム政府の無能；戦争目的の明確化における『差』の存在；南ベトナム解放戦線の正体把握の失敗；南ベトナム政府軍をめぐる憂鬱；『緑の海』という障害；アメリカ軍の弱点；多すぎたアメリカ情報部の失態。