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公子曹植の恋 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社／発売会社 | 講談社/ |
| 発売年月日 | 1999/01/15 |
| JAN | 9784062639187 |
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公子曹植の恋
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公子曹植の恋
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商品レビュー
2.8
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詩人として優れた人物…
詩人として優れた人物である曹植が主人公です。彼が恋をしたのは兄・曹丕の妻である甄氏。確かに曹丕を敵に回すのは怖いでしょうけど、ちょっと曹植がヘタレ過ぎですね…。あと気になったのが、曹丕が完全な悪役として登場している点。冷徹非道な人物として描かれていますが、曹丕にも曹丕なりの思いが...
詩人として優れた人物である曹植が主人公です。彼が恋をしたのは兄・曹丕の妻である甄氏。確かに曹丕を敵に回すのは怖いでしょうけど、ちょっと曹植がヘタレ過ぎですね…。あと気になったのが、曹丕が完全な悪役として登場している点。冷徹非道な人物として描かれていますが、曹丕にも曹丕なりの思いがあっただろうし、そこをもう少し掘り下げて欲しかったな…。しかし曹植の細やかな心理描写は女性作家ならではのもの。美し過ぎる、という感じもありますが、秘めた恋というのは実際、これほどまでとは言いませんが美しいものだと思います。
文庫ＯＦＦ
曹植が兄曹丕の妻に恋をしたという話。登場人物はすべて史実通りだがこの恋の話は当然創作だろう。しかし曹植の作詩の能力とさらなる向上の謎解きになっている。 解説北方謙三がベタ褒めしている。中国史の一場面を借りた恋愛小説で、豊穣な鉱脈を作者は掘り当てたという。この後どれだけの作品を産み...
曹植が兄曹丕の妻に恋をしたという話。登場人物はすべて史実通りだがこの恋の話は当然創作だろう。しかし曹植の作詩の能力とさらなる向上の謎解きになっている。 解説北方謙三がベタ褒めしている。中国史の一場面を借りた恋愛小説で、豊穣な鉱脈を作者は掘り当てたという。この後どれだけの作品を産み出したのか。 残りも読みたい。
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三国志の英雄曹操の息子で、詩の才能を謳われた曹植が兄嫁に懸想し続ける小説。目的意識に欠ける曹植の生きる意味を兄嫁の存在においてみた、という感じ。主人公が在原業平になってもストーリーは成立するかもしれない。
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