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マクドナルド化する社会
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早稲田大学出版部 |
| 発売年月日 | 1999/05/25 |
| JAN | 9784657994134 |

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マクドナルド化する社会
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
勘違いしそうだが、マクドナルドの本でも、そうした内容を踏まえた経営ノウハウ本でもない。この社会が「マクドナルド化」しているという警鐘本だ。いや、警鐘なのかどうか、それが悪いことなのかは一概には言えないのかもしれない。ただ、マニュアル化する事での没個性、期待通りの予測可能性、どの国...
勘違いしそうだが、マクドナルドの本でも、そうした内容を踏まえた経営ノウハウ本でもない。この社会が「マクドナルド化」しているという警鐘本だ。いや、警鐘なのかどうか、それが悪いことなのかは一概には言えないのかもしれない。ただ、マニュアル化する事での没個性、期待通りの予測可能性、どの国にいっても同じサービス、という事がマクドナルドの象徴でありそれが広がっていくという事ならば、この社会は次第に面白くないものになっていく。そして、なんとなくその実感がある。興味深い主張だった。 ー ウェーバーがもっとも怖れていたのは、これらの制度がますます合理的になっていき、合理性の原理が加速的に急増していく社会の諸部門を支配していくに違いないということであった。ウェーバーは、人間社会がひとつながりの合理的構造に包み込まれてしまい、人びとはある合理的システムから別の合理的システムへ移動していくにすぎなくなると予測した。そうなってしまうと、人びとは合理化された教育制度から合理化された職場へ、合理化されたレクリエーション施設から合理化された家庭へと移動することになる。社会はつなぎ目のない合理化された構造のネット状でしかなくなるだろう。そうなると逃げ道はないのだ。現代の合理化されたレクリエーション行動のなかに、ウェーバーが怖れていたことをあからさまに示す事例がある。レクリエーションとは、日常ルーティンの合理化から逃れる方法である。しかしこのところ、そうした逃避のルートそのものが官僚制やファストフード・レストランと同じ原理を体現し、合理化されてしまっている。 マクドナルド化の根底には「合理化」がある。効率的に対処するという事を突き詰めると、ドライブスルーに見られるように、社会全体が作業ライン化していって、人間はそこに組み込まれた動力付き糞便製造機と化す。 人生が面白いのは、予想外なランダム性にあると最近思う。予定調和をなぞる人生も悪くは無いが、死に直結するだけで意外性が無い。チートモードでゲームをしても飽きてしまうように、何かの課題や挑戦に直面し続ける人生の方が色彩豊かで、生きている事の実感がありそうだ。その観点からは、マクドナルド化は、やはり良くない事だと言えるのかもしれない。もちろん、一定のサービスレベル、一定の商品が期待通り与えられるというのは、有難いことではあるが。
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アメリカ人のほとんどか、マクドナルド化=合理性の鉄の織の現代版、を気に入っている。さらなるマクドナルド化を望んでいる。 マクドナルド化は、画一化と醜悪化。
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著者は、ウェーバーの社会学理論とファーストフード・レストランとの関心を接続するところに、「社会のマクドナルド化」という命題を打ち出している。著者はもともとはウェーバーの合理化の理論の研究をしていたようであるが、合理化の典型が官僚制であり、その現代版がファーストフード・レストランの原理の浸透=社会のマクドナルド化であるというわけである。必ずしも、マクドナルドという比喩を当てる必然性はないものの、その比喩こそがふさわしいと考えている。 マクドナルド化の次元については、次の4点から特徴づけられる。「効率性」、「計算可能性」、「予測可能性」、「制御」である。著者はこの過程に批判的である。なぜならば、合理性のなかには非合理性が含まれており、ウェーバーのいう「鉄の檻」を貫徹させ、非(脱)人間的なものをもたらすからである。最終章には、そのためのサバイバルガイドが掲載されている。少し、ポイントからは外れるが「アメリカーナ」としてマクドナルドを捉えている1章の記述は参考になる。
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