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オスカー・ワイルドの生涯 愛と美の殉教者 NHKブックス873
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オスカー・ワイルドの生涯 愛と美の殉教者 NHKブックス873

山田勝(著者)

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オスカー・ワイルドの生涯 愛と美の殉教者 NHKブックス873

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会/
発売年月日 1999/11/20
JAN 9784140018736

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商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2026/05/12

マハさんのサロメを読んで思った。ワイルドって、どんな人だったんだろう。 写真をみるとやっぱりgood looking guy.. オックスフォードを首席で卒業し、大学で最高の「ニューディゲイト賞」も受賞している。知らなかったけど、当時のイギリスの階級制度、貴族の暮らし。19世紀の...

マハさんのサロメを読んで思った。ワイルドって、どんな人だったんだろう。 写真をみるとやっぱりgood looking guy.. オックスフォードを首席で卒業し、大学で最高の「ニューディゲイト賞」も受賞している。知らなかったけど、当時のイギリスの階級制度、貴族の暮らし。19世紀のヴィクトリア時代のイギリスは、彼にとっては生きにくかったかもしれない。本当にあと100年後だったらもっと書きたいものもかけただろうにと思う。 トランスジェンダーも同性愛も今でこそ罪に問われる事はないし、BLものも巷にあふれている。だから彼の事が今の私達には理解出来る。「幸福の王子」を読むと、彼の少年達への愛と優しさが表れているような気がした。そんな彼に愛されていながら、最後に裏切り、離れていったボギーこと、アルフレッド・ダグラス卿。彼は狡い。しかし、弱さも有るのかもしれない。 ワイルド裁判の公判記録を読むと、当時のイギリス社会のワイルドへの攻撃があまりに一方的で、彼が可哀想になった。下層の少年達とワイルドのような紳士がレストランで食事をする事さえ、変態扱いされたという。 ワイルドを逮捕し重罪を科すことで、国家の威信を示そうとした当時のイギリス。そういう歴史が有って、今のイギリスがある。 コナン・ドイルもアンドレ・ジイドも彼と同じ時代に生き、彼と交流が有った。彼らの作品も含め、ワイルドの名作「ドリアングレイの肖像」、「ウィンダミア夫人の扇」も、彼の人生、時代背景を知ることによって、もっと深く読めるのだと思った。ワイルドは本当にウィットに富んだ人だった!

Posted by ブクログ

2017/08/19

『ドリアン・グレイの肖像』のラストに衝撃を受け、『幸福な王子』では つばめの自己犠牲に涙した。ヘルムート・バーガー主演の映画版 『ドリアン・グレイ』を観たのは遥か昔。 オスカー・ワイルド。アイルランドに生まれた作家にして詩人。そして、 ヴィクトリア朝の道徳観と階級主義の人身御供...

『ドリアン・グレイの肖像』のラストに衝撃を受け、『幸福な王子』では つばめの自己犠牲に涙した。ヘルムート・バーガー主演の映画版 『ドリアン・グレイ』を観たのは遥か昔。 オスカー・ワイルド。アイルランドに生まれた作家にして詩人。そして、 ヴィクトリア朝の道徳観と階級主義の人身御供になった人。 彼の生涯を追ったのが本書なのだが、同性愛の罪で裁かれた 「ワイルド裁判」に重きを置いているようだ。 そこへ辿りつくまでの章は、彼を取り巻く人々や、その時代の思想・ 風俗・文化の描写で寄り道が多い。まぁ、バック・グラウンドを知る にはいいのだが、ワイルド本人を知りたくて手に取ったのでちょっと 物足りないかなぁ。 同性愛と、下層階級との付き合いを問題視されたワイルド。裁判で は有罪を宣告され、ダンディズムを貫いた彼は投獄される。 数々の著作と、アメリカでの講演で時代の寵児となったワイルドも 出獄後は貧困と病に悩まされる。 大英帝国を離れることを余儀なくされたワイルドは、パリで病に 倒れ帰国すること叶わず他界した。46歳だった。 朦朧とする意識の中で、自分を追い詰めたイギリスへ帰ることを 望んだワイルドが哀しい。それにも増して切ないのが、彼の妻 であったコンスタンスだ。 資産家の娘であった彼女は、ワイルド裁判の後、ワイルドを名乗る ことを止めたが破滅した夫の身を案じ、自分の死後も夫に幾ばくか の金が渡るように手配している。 あと100年、ワイルドが遅く生まれていたら裁判にかけられることも なかったのだろうな。でも、100年遅く生まれていたら、時代の寵児 になっていたかは分からないけれど。

Posted by ブクログ

2013/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

19世紀後半に生きた有名な戯曲家。 アイルランド生まれ。最初に生まれたのが男の子ので母親はオスカーワイルドを妊娠した時、女の子だったらと願っていたようだ。そのため5歳になるまで女の子のドレスを着せられて大きくなる。 そのせいかどうかはわからないが、結婚した後同性愛に目覚めてしまい、そのことで裁判沙汰になり、名声を得ていたのにイギリスをさて、パリの安宿で46歳の若さで死んでしまう。 オスカーはセレブだったので絶頂期には王室のファミリーや著名な人々との付き合いもあった。書いた戯曲は大ヒットし、たくさんのお金も得た。 ところがオスカーはお金があってもすぐ使ってしまい借金をしても返さない。これを読んで野口英世に似てるなと思った。 2人の共通点は、天才、借金、浪費、名声、早世である。 オスカーの思想、生き方、美意識は少し時代の先取りをし過ぎた。死後100年経ってロンドンのトラファルガー広場に銅像が建てられた。

Posted by ブクログ

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