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日曜日の夕刊
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日曜日の夕刊
¥220
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商品レビュー
3.7
29件のお客様レビュー
家族をテーマにした短編集。切なかったり温かかったり、どれも読後感が良い。どれも良かったけどとくに卒業ホームランは最高だった。
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12編の物語。4月から始まり、3月で終わる。さすが重松清。工夫されている。お話もとても面白かった。でもなぜタイトルが日曜日の夕刊なのか少し理解しづらいところもあったので星4です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
目次 ・チマ夫とガサ子 ・カーネーション ・桜桃忌の恋人 ・サマーキャンプへようこそ ・セプテンバー’81 ・寂しさ霜降り ・さかあがりの神様 ・すし、食いねェ ・サンタにお願い ・後藤を待ちながら ・柑橘系パパ ・卒業ホームラン 重松清の作品って、子どもの頃の思い出したくないような青臭い過去や、ただいま現在の如何ともしがたい現実とか、掛け違ったボタンがようやく直ったりとか、とにかく心に何らかの作用を与えないことがない。 上手いな~と思う反面、ことに長編などでは感動に誘導しようとする描写がくどくて辟易することがある。 間違いなくここで感動するように、と誘導されると、いい年をしてまだ反抗期の私などは、うざいと思ってしまうのだ。 でもこの短編集はいい。 しつこくなる前に終わっているから。 男女の仲、親子の間柄、学校の友達。 相手を思いやり、でも素直になれない。 素直になれない、でも大切。 激しく心が動かされることはないけれど、じんわりと染みてくる一冊でした。
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