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マイルス・デイビス自叙伝(1) 宝島社文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 宝島社/ |
発売年月日 | 2000/01/01 |
JAN | 9784796616829 |
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マイルス・デイビス自叙伝(1)
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マイルス・デイビス自叙伝(1)
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商品レビュー
4.5
14件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
長い、けどとても面白かった。自伝にして面白い人物ナンバーワンだろう。とにかく自分のスタイルで、自分がやりたいようにやる、を貫いた人。自分を信じる力と虚栄心が強烈にある。それと黒人差別への反骨心。 ミュージシャンとしての才能は、個人の演奏技術は他にも優れた人がいたけど、マイルスは指揮者の能力、音楽をプロデュースする能力、自分を演出する能力で帝王になったと思う。読んでそれが良くわかった。 いつ誰と組んでどういう曲に取り組んだか、レコードが残っているからできるのだろうが、途方もなく入れ替わりの激しいメンバーの名前と挿話を語ることができる、凄い記憶力に驚く。 女づきあいも激しくて、印象としてマイルスの女はトロフィーワイフなんだなと。つまり人に羨ましがられるような女をつれて歩きたいという。いい女とつきあえる立派な男のオレってやつ。まあ、大体の男がその志向だろうし、正直で良いのでは。。 あと、麻薬。よくあんだけやってて60過ぎるまで生きられたな。有名な人たちが軒並み3,40代で死んでいく中で。 ロックなどに押されてジャズが売れなくなっていくと感じたら、帝王でも新しいことに取り組む、同じ曲を同じように演奏するオルゴールをやる気はない、だから新しい人と組む、新しい機材使う、っていう貪欲さは芸術家として素晴らしいと思った。マイルスでは前期のものばかりきいていたが後期のものも聴き始めるきっかけになって楽しい。
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ジャズやるならバイブル。イノベーションを生み出す経営哲学としても一級品だと思う。 とにかくレジェンドたちのはちゃめちゃエピソードもすごい。
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Jazzの帝王マイルスの自伝。上下巻纏めてのレビューです。 バードのような破天荒なジャズマンとの交流やクスリに溺れた自身を振り返ってみたり、フランスでのサルトル達との交流やジャンヌ・モローとの恋愛が語られる場面も印象的ですが、この人のライフヒストリーがそのままBebop以降のJa...
Jazzの帝王マイルスの自伝。上下巻纏めてのレビューです。 バードのような破天荒なジャズマンとの交流やクスリに溺れた自身を振り返ってみたり、フランスでのサルトル達との交流やジャンヌ・モローとの恋愛が語られる場面も印象的ですが、この人のライフヒストリーがそのままBebop以降のJazzの歴史とシンクロしており、自伝とは言いつつもjazzの進化がどうやって生まれたのかについても語られています。 この本を開くと、新しい音楽が生まれる瞬間はいつも刺激に溢れていると感じさせられます。 jazzをある程度聞いてから読むとさらに面白くなるのでこの本単品の評価で星4つです。
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