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日記のお手本 自分史を刻もう 小学館文庫
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日記のお手本 自分史を刻もう 小学館文庫

荒木経惟(著者), 梶井基次郎(著者), 大宅壮一(著者), 大宅歩(著者), 奥浩平(著者)

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日記のお手本 自分史を刻もう 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館/
発売年月日 1999/03/01
JAN 9784094030419

日記のお手本

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2004/12/29

アラーキーの写真はいつもあたしには猥雑で饒舌で、リアル過ぎた。奥さんの陽子さんが作った料理を撮った写真を見て、初めてアラーキーの写真が好きになったんだ。なんてことのない家庭料理を、でも陽子さんがすごく丁寧に作ってるのがわかったし、アラーキーも真剣に撮っていた。単なるトマトサラダが...

アラーキーの写真はいつもあたしには猥雑で饒舌で、リアル過ぎた。奥さんの陽子さんが作った料理を撮った写真を見て、初めてアラーキーの写真が好きになったんだ。なんてことのない家庭料理を、でも陽子さんがすごく丁寧に作ってるのがわかったし、アラーキーも真剣に撮っていた。単なるトマトサラダが、圧倒的に綺麗でエロチックだった。陽子さんは亡くなる直前で、料理ひとつ作るのも丁寧になり、とても優しかったそうだ。その頃の日記がこの本には収められている。アラーキーはまるで呼吸するのと同じように易々と写真を撮る。病院から陽子さんの容態の急変を告げられ、病院に駆けつけるときにも、玄関先で猫のチロを撮り、それから出かけるのだ。奔放な暮らしのそこここに、対象への溢れんばかりの愛おしさがちらばっていて、読んでいて辛いくらいだ。日記って、本人の意図した以上のことが不用意に伝わってしまうものだからね。

Posted by ブクログ

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