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明治日本見聞録 英国家庭教師婦人の回想 講談社学術文庫1364
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1999/02/13 |
JAN | 9784061593640 |
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明治日本見聞録
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
明治時代の日本にやっ…
明治時代の日本にやってきたイギリス人家庭教師の回想記。当時の風景の一端が克明に書かれています。
文庫OFF
9月にあんず文庫さんで買ったのをやすみやすみ読んでて年末に読了。江戸後期から明治にかけての江戸近辺の風俗はなんでも知っておきたく。
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本屋の棚で偶然見つけたもの。 明治34年(1901)から41年(1908)まで薩摩藩主であった島津家の5人の男のお子様たちの家庭教師をした英国人女性の滞在記。 ハワードは1865生まれとあるから当時36才独身。日本に来る前にドイツ皇帝ウィルヘルム2世の王子の家庭教師もしていた。...
本屋の棚で偶然見つけたもの。 明治34年(1901)から41年(1908)まで薩摩藩主であった島津家の5人の男のお子様たちの家庭教師をした英国人女性の滞在記。 ハワードは1865生まれとあるから当時36才独身。日本に来る前にドイツ皇帝ウィルヘルム2世の王子の家庭教師もしていた。帰国後結婚して再来日もしているが昭和6年(1931)に亡くなっている。 翻訳した島津久大氏は当の島津家の長男・忠重の娘婿である。 さてこの回想録、明治の生活やお殿様の生活などとても興味深いです。明治も30年経っているとはいえ島津家の生活はまだ鹿児島の島津家、東京の男の子供のいる家、母親と女の子のいる家と3ヶ所があったようです。女子のいる家に訪問する場面もありますが、母親は男子の育児にはかかわれないようで、彼女の回想録に一言もでてきません。 養育担当の5人の兄弟の長男は世が世なら藩主なので(父が無くなって11歳で家督を継いでいる)天皇家や明治政府の要人たちとも面会しています。家督というのが当時相当重みがあったのが分かります。長男とそれ以外では雲泥の違い。 明治政府になっていたとはいえ島津家は依然として鹿児島ではお殿様として存在していたようです。鹿児島へ旅行すれば鹿児島での家を守っている人や一般の人がたくさん出迎えています。また彼女が来るまでは洋服を着たりといった日常のこともみなお付の者がやっていたようで、「ラスト・エンペラー」溥儀の「わが半生―「満州国」皇帝の自伝」で自分でボタンをかけられなかった話が出てきますが(たしか)、やはりそうなのかと思いました。 日光へ旅行したりといった場面もあり、そこでは英国大使と交流もあり、そうすると中善寺湖畔でみたあの大使館別荘あたりで遊んだのかと近親感が湧きました。 100年もたつと日常の細かな習慣などは分からなくなって、なにげない普通の日記が重要な資料になり得ます。ちょうど日露戦争にあたっていて当時の日本の様子とか、街のお店の様子。日本と英国の習慣の違いなど今も昔も変わらないです。 翻訳が硬いので読みづらい面もありますが、彼女が戸惑いつつも島津家の人たちや日本に愛着が出てくる様が感じられるので読んでて気分がいいです。
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