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終わりなき日常を生きろ オウム完全克服マニュアル ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 1998/03/26 |
| JAN | 9784480033765 |
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終わりなき日常を生きろ
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商品レビュー
3.6
52件のお客様レビュー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本の第一刷は1998年であり、私が読了したのが2026年だから、あまりに今更感がある。この本が出版されてから28年も経過している。 しかし、今読めない内容となっているのかと言えば、そんなことはない。むしろ、私のようなオウム事件が生じた時期に生まれていない世代がオウム的なものが生じたときに、それとどのように向き合うべきかを考えるために良い刺激となるのではないか。 オウム真理教が解体されたからといって、それを母体とした宗教団体は現存しているし、新教宗教的なものも他に多くある。日本は無神教者が多いというが、宗教は身近なものである。 私は無信仰であり、「宗教」というものになんとなく悪いイメージを抱きがちである。しかし、本文中で宮台(1998:32)が述べていた、宗教とは「”世の中の端的なもの”を、受け入れ可能なものに加工するメカニズム」であるという視点には、そういった考え方を改めさせられた。確かに、そのような視点から眺めれば、宗教は一概に悪いものとは言い難い。 この本では、上記のような複数の視点から「オウム真理教」とその周囲の人間を眺める。そして、宮台が過去に行った研究も関連づけながら分析をする。そういった、多角的かつ宮台ならではの独特な視点から眺めたとき、オウム真理教のみならず、宗教とどう向き合うかがわかる。加えて、これが最も大事なのだが、「終わらない日常」という誰にでも関わるテーマとどのように向き合うべきかを考えることができる。 なぜオウム信者はオウムに関わらなければならなかったのか、そして彼らが目を逸らした「終わらない日常」と向き合うにはどのように生きていくべきか...出版から28年経過した今でも、一読する価値がある本である。
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