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『ライ麦畑でつかまえて』についてもう何も言いたくない サリンジャー解体新書
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『ライ麦畑でつかまえて』についてもう何も言いたくない サリンジャー解体新書

竹内康浩(著者)

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『ライ麦畑でつかまえて』についてもう何も言いたくない サリンジャー解体新書

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 荒地出版社
発売年月日 1998/03/13
JAN 9784752101031

『ライ麦畑でつかまえて』についてもう何も言いたくない

¥1,705

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2016/03/26

いかにも文学部の学生が卒論にでも書きそうな内容だなぁと思って読んでいたら、あとがきによると本当に卒論を加筆して本にしたものらしい。もともと、こういう「読み」の面白さというのは、人から言われると(パズルの答えを教わるようなもので)楽しめないものだ。しかも、文学の性で決定的な Ah-...

いかにも文学部の学生が卒論にでも書きそうな内容だなぁと思って読んでいたら、あとがきによると本当に卒論を加筆して本にしたものらしい。もともと、こういう「読み」の面白さというのは、人から言われると(パズルの答えを教わるようなもので)楽しめないものだ。しかも、文学の性で決定的な Ah-Ha がある保証はなく、「まあそういう解釈もあるよな」という説を教わるだけなので、面白くもなんともない。なんでこんな本を手に取ってしまったのだろう…。 "The Greate Gatsby" との関連で水と死を連結させる部分や、役割の交替(あるいは価値観の逆転)などは多くのサリンジャー研究者が指摘していることらしいが、こう決め付けて書かれても「ふーん」という感じ。たとえば、別にパラパラと目を通した "The Catcher in the Rye" のアンチョコ本(北米の高校生向けに文中に登場する寓意などをピックアップして解説する本)では、同じことを書いてはいるのだが、注目すべき箇所や単語を指摘するに留めており、読書の楽しみを失なわないように配慮されて書かれていた。まあ、目的が違うと言えばそれまでなのだろうが。

Posted by ブクログ

2008/09/15

こういった類の本は始めて読みました。 こんな読みもあるのか…と感心しつつ、なかなか面白かったです。 改めて『グレート・ギャツビー』や村上春樹版の『ライ麦』も読みたくなりました。 本編には関係有りませんが、表紙デザインのショボさがちょっと恥ずかしい… 0915-0918 ///...

こういった類の本は始めて読みました。 こんな読みもあるのか…と感心しつつ、なかなか面白かったです。 改めて『グレート・ギャツビー』や村上春樹版の『ライ麦』も読みたくなりました。 本編には関係有りませんが、表紙デザインのショボさがちょっと恥ずかしい… 0915-0918 ///// 誰もが読んだ『ライ麦畑でつかまえて』なのに、誰も見ていなかったものがそこにはある。何故ホールデンは右手に怪我をしたのか。何故弟は7月18日に死んだのか。最後に何故雨が降るのか。息をのむ分析力、圧倒的な説得力、新しい切り口で物語を読む。

Posted by ブクログ

2006/07/17

図書館。 名作と呼ばれるものを読んでも、理解できないことが多い。そのため、こういった解説本を読む。だが、解説本を読んで、原本を読まないのは、本末転倒だけど……。

Posted by ブクログ

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