![サヴィニーの法思考 ドイツ近代法学における体系の概念](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001283/0012834716LL.jpg)
- 中古
- 書籍
- 書籍
サヴィニーの法思考 ドイツ近代法学における体系の概念
![サヴィニーの法思考 ドイツ近代法学における体系の概念](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001283/0012834716LL.jpg)
定価 ¥6,380
1,375円 定価より5,005円(78%)おトク
獲得ポイント12P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 未來社 |
発売年月日 | 1998/11/30 |
JAN | 9784624011451 |
- 書籍
- 書籍
サヴィニーの法思考
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
サヴィニーの法思考
¥1,375
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
初期サヴィニーから、『立法と法学に寄せるわれわれの時代の使命』、『現代ローマ法体系』へと結実していくサヴィニー法学の具体像を、彼の「体系」概念を手がかりにして論じた研究書。『現代ローマ法体系』第一巻で提示されるサヴィニーの一般概念については、第5章「サヴィニーの方法と体系」が最も...
初期サヴィニーから、『立法と法学に寄せるわれわれの時代の使命』、『現代ローマ法体系』へと結実していくサヴィニー法学の具体像を、彼の「体系」概念を手がかりにして論じた研究書。『現代ローマ法体系』第一巻で提示されるサヴィニーの一般概念については、第5章「サヴィニーの方法と体系」が最も詳しい。いわばその前史として、初期サヴィニーにおける(カント)哲学からの離反、言語に対する眼差しが第一章、第二章で明るみに出される。その後、フォイエルバッハの「普遍法史」に対するサヴィニーの批判が取り上げられ、初期法学方法論講義における「体系」概念もまた、いわば数学的な公理的体系ではなく、対象の有機的組成としての体系であることが明らかにされる。最後の二つの章では、『現代ローマ法体系』の生成過程が遺稿を使って綿密に描き出される。サヴィニーの法学体系の実相を19世紀ドイツの学問状況に引きつけて描き出しつつ、解釈学的な視座をもサヴィニーのテクストから説得力をもって引き出しており、直接サヴィニーを研究していない人間にとっても参考になる記述に満ちている。
Posted by