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逆説の日本史(4) 中世鳴動編 ケガレ思想と差別の謎 小学館文庫
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逆説の日本史(4) 中世鳴動編 ケガレ思想と差別の謎 小学館文庫

井沢元彦(著者)

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逆説の日本史(4) 中世鳴動編 ケガレ思想と差別の謎 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 1998/12/03
JAN 9784094020045

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逆説の日本史(4)

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商品レビュー

3.7

32件のお客様レビュー

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2010/05/28

シリーズ4巻。読み物…

シリーズ4巻。読み物としては面白い。が、いかにも新しい説のように書かれている内容や、他の学者とは違うのだ的な記述が多いが、それほど新しい考えでもない気がする。

文庫OFF

2025/08/04

 これまで「通説」とされてきた歴史について、井沢元彦さんが、独自の視点で異論を唱えるという形をとっている本。言霊(コトダマ)と怨霊信仰、穢(ケガレ)の概念からとてもわかりやすく解説していて、歴史の面白さを感じることができる。  古今和歌集の六歌仙や源氏物語が怨霊信仰から生まれたこ...

 これまで「通説」とされてきた歴史について、井沢元彦さんが、独自の視点で異論を唱えるという形をとっている本。言霊(コトダマ)と怨霊信仰、穢(ケガレ)の概念からとてもわかりやすく解説していて、歴史の面白さを感じることができる。  古今和歌集の六歌仙や源氏物語が怨霊信仰から生まれたこと、日本人の平和や軍隊に対する偏見や、穢多・非人と呼ばれた人々への差別意識は、平安時代からの日本独特のケガレの思想が影響していることなど、目から鱗である。  平将門の乱や白河上皇の節操のなさ、武士の世は崇徳上皇の呪いによって実現したことなども興味深く読むことができた。  また、国が国民の安全を守るのは当然のことで、そのために軍事力を持つことは絶対に必要なものであると改めて思った。国を守るということはきれいごとだけでは済まされないことだとつくづく思った。 心に残った言葉 ・なぜ日本には「平和憲法によって戦後の平和が守られた」と信じる人々が大勢いるのか。  つまり、まだコトダマ教が生きている、ということに他ならない。  日本国憲法という「平和の歌」さえ「詠んで」いれば、武力(軍隊)など必要ない、ということでもある。  これでは平安貴族を笑えない。 ・道真の事件は、怨霊信仰というものが確固として成立し、国家も天皇も、「恥も外聞もなく」恐れるようになった、ということを示しているに過ぎない。そして歴代の天皇や権力者は、いろいろなやり方で、怨霊を鎮魂することにつとめている。その最も顕著な例が、天皇家によるオオクニヌシの鎮魂なのである。  オオクニヌシから、「国を奪った」アマテラスとその子孫(天皇家)は、オオクニヌシのために大神殿(出雲大社)を建て、「幽事(かくりごと)の神」という幽界のでの支配権を認めた。  その伝統に則って、平安朝の人々は菅原道真にまず高い官位(最終的に正一位太政大臣)を贈り、ついで「天神」という称号を与え 大神殿(北野天満宮)を建立した。 ・怨霊信仰こそ、日本の政治・文化を動かす原動力だからである。  もっとも日本はマニュアルのない世界だから、怨霊信仰の方法も多種多様である。オオクニヌシ・菅原道真方式(神殿を建てて神として祀る)もあれば、この『源氏物語』形式(文芸の主人公として活躍させる)もある。あるいは、柿本人麻呂・六歌仙方式(歌聖ないし歌仙として讃える)もある。 ・歴史を探究するためには、「歴史を動かした真の原因は何か」を考えるのと同時に「当時の人々はその原因を何だと考えていたか」をも考えなければならない。 ・草書体で書くと「崇」とほとんど区別がつかない字がある。それこそ「祟(タタリ)」なのである。  崇徳・崇峻・崇道の三人の憤死した「天皇」に捧げられた諡号(おくりな)に、いずれもその字が入っていることは、もちろん偶然ではない。偶然と考える方がおかしい。 ・白河法皇が寵愛して後に忠盛に「与えた」祇園女御という女性。この女性が白河法皇の胤をはらんだまま忠盛のところへ行き、産み落としたのが清盛だと、『平家物語』には書いてある。

Posted by ブクログ

2023/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

①古今和歌集=鎮魂という話 ②③④藤原摂関政治について源氏物語や平将門の話に絡めて書いてあり、面白かった。 藤原氏が栄華を極めた時代に源氏メインの世界最古の物語ができたことと平将門が近代でも怨霊として恐れられてたことは面白い ⑤荘園と院政の成り立ち ⑥武士とケガレ ⑦平氏と平家物語 あたりも興味ある話題。 全体的に 今までより章が細かく読みやすかったけど、思想強めの他者(歴史学者、護憲派)批判が随所にありすぎてつかれた(笑) そういうのをあとがきにまとめてくれたら読みやすくなると個人的には思いました。

Posted by ブクログ