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われ弱ければ 矢嶋楫子伝 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 1998/12/03 |
JAN | 9784094021844 |
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われ弱ければ
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
まとまらないので備忘メモ。 ・三浦綾子の語り口が良い。「われ弱ければ」このタイトルも良い。さぞかしご立派な方の説教くさい伝記なのであろうというこちらの警戒心をふるふると解く、それでいて気品のある、近寄り易さと神々しさとが同居する不思議な本だった。 ・人を裁くことのできるのは神様だ...
まとまらないので備忘メモ。 ・三浦綾子の語り口が良い。「われ弱ければ」このタイトルも良い。さぞかしご立派な方の説教くさい伝記なのであろうというこちらの警戒心をふるふると解く、それでいて気品のある、近寄り易さと神々しさとが同居する不思議な本だった。 ・人を裁くことのできるのは神様だけ。「汝らのうち、罪なき者まず石を投げ打て」。 ・『長煙管』の章が好きだ。ミセス・ツルーが揖子を新栄女学校の校長とすることを決めた時、揖子はクリスチャンではなかった。しかもスパスパ煙草を吸う。奮ってる。
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母校の初代院長、矢嶋楫子伝。 在学中は全く興味がなかったのだが、今回この本を読み、 もう少し興味を持っていたらもっと誇りをもって6年間を過ごせたのではないか?もっとのびのび個性を尊重できる人生になっていたのではないか?と思った。 もともとは、明治初期、新島八重子さんや津田梅子...
母校の初代院長、矢嶋楫子伝。 在学中は全く興味がなかったのだが、今回この本を読み、 もう少し興味を持っていたらもっと誇りをもって6年間を過ごせたのではないか?もっとのびのび個性を尊重できる人生になっていたのではないか?と思った。 もともとは、明治初期、新島八重子さんや津田梅子さんなどキリスト教に傾倒し、教育の場を作り出した方たちに興味を持ったのがきっかけで、この本を読もうと思った。 同じ時代に、それぞれ違った道のりで学校設立へと向かっている。 それぞれ伝記や記録はあれど、何だか遠い存在に感じられるところがあった。 あの時代、幼くして留学とか銃を持って戦うとか、想像をはるかに超えていたから。 矢嶋先生は、かなり人間臭い描かれ方だった。 今でいうDVに離婚に、不倫…。煙草もスパスパ。 しかし、時代を考えながら読むと今と比較にならないほど容易でない中での決断も多い。 その力はどこにあったのだろう? その勇気はどこから来るのだろう? それが神を信じるということなのだろうか? 色々考え、時に涙し読むことができた。 彼女の周りに何を言われようと…という姿が とても好きになった
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これまでキリスト教の精神ってよくわからなかったけど、この本を読んで、救いを求める気持ちが想像できた。神以外を崇拝しない、自分の基準で他人を裁かない。自分の弱さを認めるところから全てが始まる。揖子の人生すごい。
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