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間違いの悲劇 創元推理文庫

エラリー・クイーン(著者), 飯城勇三(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/
発売年月日 2006/01/31
JAN 9784488104337

間違いの悲劇

¥660

商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2016/11/20

EQ短編集です。 どうも昔からエラリー・クイーンが苦手で、何が苦手かって、どうだ!これがエラリー・クイーンだ!!というオレオレ感が苦手で(笑)、加えて文章の煩雑さも鬱陶しくて、これまであまり読んできませんでした。 今回手にとってみたのは「最後の事件」「最後の聖典」という触れ込み...

EQ短編集です。 どうも昔からエラリー・クイーンが苦手で、何が苦手かって、どうだ!これがエラリー・クイーンだ!!というオレオレ感が苦手で(笑)、加えて文章の煩雑さも鬱陶しくて、これまであまり読んできませんでした。 今回手にとってみたのは「最後の事件」「最後の聖典」という触れ込みだったからなのですが、最後の事件『間違いの悲劇』は梗概のみだったのですね。あとがきによると、有栖川有栖と綾辻行人で小説化しようと志したものの頓挫したとのことでしたが、原作者が亡き今となってはそのままにしておくので良かったのではないかな。 梗概はフレデリック・ダネイが小説化を担当するマンフレッド・B・リーへ読ませるために書いたものということで、それなりに面白いストーリーになっていたと思います。 シェークスピアを土台に据え、華麗で重厚な舞台で連続殺人が発生し、物語も2転3転するというぞくぞくするような展開にも大いに魅惑されました。ただ、例の名探偵のジレンマに陥っているところはいかんともし難く(なぜ名探偵なのに連続殺人をゆるし、連続殺人が一区切りついたところで犯人を見つけるのか(笑))、小説化の際はもう一工夫必要だったかもしれません。また、自分ならあの人を犯人にすればより凄みだったのになあと思ったのですが、どうも外してしまいました。(笑) やはり「エラリー・クイーン」が書いた小説として読んでみたかったですね。 オープニングの短編は『動機』です。何せ主人公が若き女性だったもので、救世主としていつエラリー・クイーンが登場するのかと心待ちしていたのですが(笑)、とうとう登場せずに終わってしまいました。 まあこの終わり方をみれば、エラリーの登場しない物語でも良かったかもしれないですね。しかし、インスピレーションの閃き方があまりにも唐突で何かが舞い降りたとしか思えず(笑)、しかもあの人物に舞い降りるとは!?という感じだったので、少しご都合主義的すぎるようにも思いました。 全体の雰囲気や主人公の心理描写は割としっかりページを割いていたので、それなりの佳作だったのではないかと思います。 あとは本当に短い短編が6編併収です。 どれもエラリー・クイーンの推理が光る物語になってはいます。ただ正直に言えばどれも子ども向け推理クイズの域を出ず(開き直ったのか『仲間はずれ』や『正直な詐欺師』のように推理クイズとしての物語もあります(笑))、それに加えて例の「言葉の弄び」が鼻について自分には少し馴染めなかったかな。 苦手なEQに挑戦してみたのですが、克服にはもう少し時間がかかるかもしれません。 評価の星4つは「最後」ということでのお・ま・け。(笑)

Posted by ブクログ

2013/01/19

巨匠エラリー・クイーン最後の聖典と銘打たれた一冊☆短編・SSなど軽く読めた(-ω-)パズルクラブは想像しながら読むと面白い。『間違いの悲劇』は梗概なのが惜しい。ぜひ小説で読みたかった。謎が残るので気になる部分も多い。

Posted by ブクログ

2010/08/21

1999年発表 原題:The Tragedy of Errors and Other Stories 【中短編+長編(未完成)】 動機(The Motive)1956年発表 結婚記念日(Wedding Anniversary)1967年発表 オーストラリアから来たおじさん(U...

1999年発表 原題:The Tragedy of Errors and Other Stories 【中短編+長編(未完成)】 動機(The Motive)1956年発表 結婚記念日(Wedding Anniversary)1967年発表 オーストラリアから来たおじさん(Uncle from Australia)1965年発表 トナカイの手がかり(The Reindeer Clue)1975年発表 三人の学生(The Three Students)1971年発表 仲間はずれ(The Odd Man)1971年発表 正直な詐欺師(The Honest Swindler)1971年発表 間違いの悲劇(The Tragedy of Errors)

Posted by ブクログ

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