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おやすみ、こわい夢を見ないように
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2006/01/20 |
JAN | 9784104346028 |
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おやすみ、こわい夢を見ないように
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商品レビュー
3.4
73件のお客様レビュー
眠っている感情があるとき突然呼び起こされるような、どことなく恐ろしい短編七つ。いくつかの話に共通している、自分の生活とは切り離された存在に殺意やら悪意やらを目覚めさせられる描写が怖かった。ラストはぼかされていて、僕にはすべてのお話が消化不良だった。
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- ネタバレ
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【あらすじ】 「あたしこれから殺人計画をたてる」。我慢をかさね、やっと受かった高校で待っていたのは、元カレ剛太の「抹殺」宣言と執拗な嫌がらせ。すべての友に去られた沙織は、不登校の弟をコーチに復讐の肉体改造を決意するが……。理不尽に壊された心のゆくえを鮮烈に描く表題作をはじめ、ひそかに芽ばえ、打ち消すほどに深く根を張る薄暗い感情のなかに、私たちの「いま」を刻む7つの風景。 「好きという気持ちで構成された記憶の方が、その逆よりも早く淡くなり、気づく間もなく忘れてしまうのはなぜだろうとくり子は思う。」 「自分のなかで、何かがゆっくりと死んでいくのがわかった。」 【個人的な感想】 日常のふとした瞬間に湧く人に対しての憎しみ、悪意を集めた短編小説。 読んでいて楽しい本ではないが、自分にも思い当たる節もないとは言えず、読んでいて気が滅入ってくるような小説だった。
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自分の中に他人への憎しみを育ててしまった人が後半目立ってくる。一般の人はある一線を踏み越えなかっただけで、その差はほんのわずかなのかもしれない。どんどんその芽に水をやってしまう人間という生き物の怖さが際立っていた。
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